「メッシュチェア」おすすめ5選 長時間座っても蒸れにくい! ニトリの高機能チェアも【2022年最新版】
座面の蒸れが気になって集中できないという場合は、「メッシュチェア」への買い替えを検討してみてはいかがでしょうか? 一般的なチェアよりも通気性に優れており、座面や背面の蒸れを軽減することが可能です。今回は、そんなメッシュチェアの選び方とおすすめの製品を紹介します。
デスクワークで長時間イスに座っていると、お尻や背中が蒸れてしまい、不快に感じることもありますよね。座面の蒸れが気になって集中できないという場合は、「メッシュチェア」への買い替えを検討してみてはいかがでしょうか?
主にレザーやファブリックを使用しているチェアに比べると、メッシュチェアはクッション性の点で劣ります。しかし、一般的なチェアよりも通気性に優れており、座面や背面の蒸れを軽減することが可能です。
特に、体温が高めの人や汗をかきやすい人、日常的に長時間座っている人なら、一般的なチェアよりも使用時の快適さが増すはず。今回は、そんなメッシュチェアの選び方とおすすめの製品を紹介します。
木島祥尭
フリーライターとして、家電、家具、アニメ等の記事を担当。大学時代から小説や脚本などの創作活動にはまり、脚本では『第33回シナリオS1グランプリ』にて奨励賞を受賞、小説では『自殺が存在しない国』(幻冬舎)を出版。なんでも書ける物書きの万事屋みたいなものを目指して活動中。最近はボクシングをやりはじめ、体重が8kg近く落ちて少し動きやすくなってきました。好きなのものは、アニメ、映画、小説、ボクシング、人間観察。好きな数字は「0」。Twitter:@kirimachannel
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メッシュチェア:ハイバックか、ローバックか、背もたれのタイプをチェック
背もたれの高さによって、実際の使用感は変わってきます。メッシュチェアの背もたれは、主に「ハイバック」と「ローバック」の2種類に分けられます。ハイバックは、肩や頭付近までの比較的高い位置までを覆うタイプの背もたれです。
ハイバックなら背もたれの面積が広く、背中全体を預けることができるので、体に掛かる負担を軽減しやすいのが特徴。姿勢が安定しやすく、長時間座っていても疲れにくいタイプになります。そのため、デスクワークで使う場合は、基本的にはハイバックがおすすめです。
ただし、ハイバックは価格が高めで、場所を取るという点は認識しておきましょう。一方、ローバックは、ハイバックに比べて背もたれの位置が低く、肩甲骨の下までを支えるタイプです。
背もたれの面積が少ない分、全体的に小さく、圧迫感を感じにくいのが特徴です。価格はリーズナブルなものが多く、手に入れやすいのもメリットと言えます。
メッシュチェア:座面や背もたれの調節機能、レスト機能の有無をチェック
体型やそのときの気分によって、さまざまな場所を細かく調節できるかどうかも、メッシュチェアを選ぶ際の重要なチェックポイントです。例えば、座面の高さを変えられるだけでなく、座面を前後に調節する機能があるとより便利です。
座面が固定されていると、体型によっては太ももに圧迫感を感じることもあります。座面の奥行きを調節できれば、太ももに負担を感じない位置に変更して、快適性をアップさせることができます。
背もたれの調節機能は、休憩したいときに役立ちます。体重を預けることで背もたれが稼働してくれれば、作業途中に体を寝かせて一休みすることができます。休憩という意味では、各種のレストの有無もチェックしておきたいところです。
主にアームレスト、ヘッドレスト、フットレストなどのレスト機能が存在しますが、基本的にアームレストは必須で考えておいた方が良いでしょう。アームレストがあると、タイピング中に肘を支えることができ、作業中の負担を軽減させられます。
メッシュチェア:腰痛が気になる人は「ランバーサポート」の有無をチェック
着座姿勢が崩れやすい、腰の痛みが気になるという人は、「ランバーサポート」が付いているか確認しておきましょう。ランバーサポートとは、腰の位置に設けられているクッションのことです。
背中から腰のS字ラインにフィットする形状が特徴的で、腰の沈み込みや猫背を防ぎ、正しい姿勢になるようにサポートしてくれます。
中には、ランバーサポートの高さを調節できるモデルもあります。自分の体に合わせて位置を変えられれば、より効果的に体への負担を軽減することができます。
メッシュチェア:おすすめモデルはコレ!
タンスのゲン「ヘッドレスト付 オフィスチェア」
タンスのゲンの「ヘッドレスト付 オフィスチェア」は、背中全体を支えることができるハイバックタイプのメッシュチェア。ヘッドレスト付きなので頭を預けて休むことができますし、ヘッドレストは高さ調節にも対応しています。
ヘッドレスト、背もたれ、座面のすべてにメッシュ素材を使用しているモデル。通気性が高く、長時間座っていることによって感じる蒸れを軽減します。座面にはウレタンも使われているので、通気性だけでなくお尻に優しくフィットするクッション性も備えています。
背面のランバーサポートが腰を支え、疲労を緩和します。最大35度のロッキング機能を搭載しており、体を預けて休むことができます。
不二貿易「アームアップチェア マスター3」
不二貿易の「アームアップチェア マスター3」は、ハイバックタイプのメッシュチェア。角度と高さを調節できるヘッドレストが付いており、頭を預けて休むことができます。
全面的にメッシュ素材を採用しており、座面も背もたれも、ヘッドレストも蒸れにくくなっています。体重を掛けると背もたれが倒れるロッキング機能や、座面の高さを調節するガス昇降機能を搭載。
アームレスト付きの製品ですが、アームレストが不要なときは、ひじ掛けを持ち上げて腕回りをスッキリさせることも可能です。これなら、机の下にチェアを収納するときに、アームレストが引っ掛かることもなくなるでしょう。
アイリスプラザ「エクストラクール ハイバックチェア」
アイリスプラザの「エクストラクール ハイバックチェア」は、ヘッドレスト、背もたれ、座面のすべてにメッシュ素材を使用したオールメッシュモデル。抜群の通気性と適度な体圧分散を備えており、快適な座り心地を維持します。
背中全体、そして頭までサポートしてくれるハイバック仕様のモデル。背もたれは最大24度まで傾けることができ、一休みしたいときに便利です。
座面は無段階昇降機能を備えており、約10cmの高さ調節に対応しています。アームレストは6段階の高さ調節に対応しています。
ロウヤ「メッシュ オフィスチェア」
ロウヤの「メッシュ オフィスチェア」は、肩辺りまでサポートしてくれるハイバックタイプのメッシュチェア。弾力性と耐久性を備えているスプリング・メッシュを使用しており、優れた通気性を確保しながら優しい座り心地を実現しています。
特徴的なのはわずかに傾斜した座面。体をしっかり受け止めて、深く座れるようにサポートします。背面には、背骨にフィットするS字ラインが設けられており、着座姿勢を整えてくれます。
最大15度まで背もたれを倒すことができます。アームレストは必要に応じて折りたたむことが可能で、机の下にスッキリ収めることができます。
ニトリ「ワークチェア クエト BK」
ニトリの「ワークチェア クエト BK」は、ハイバックタイプのメッシュチェア。通気性だけでなく、伸縮性と体圧分散性を備えたエラストマーメッシュを使用しており、蒸れが少なく疲れにくい快適な座り心地を実現しています。
背中にはランバーサポートが付いており、腰の負担を緩和します。ヘッドレストは角度と高さを調節できる可動式。アームレストも約8.5cmの高さ調節に対応している可動式です。
105~128度の間で調節できるリクライニング機能も搭載されています。座面の高さは約47~約55cmの間で変更できます。頭、背中、お尻まで自分に合うよう細かく調節できるモデルになります。
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