「Fire HD 10 エッセンシャルセット」はどれくらいお買い得？　高コスパ10インチタブにBTキーボードとMicrosoft 365 Personalの組み合わせ

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　「Made for Amazonキーボード付きカバー」は取り外し可能なBluetoothキーボードで、折りたたみ式のカバーにもなる純正アクセサリー。

　Fireタブレット本体を包むカバー部分とキーボード部分はマグネット式で着脱可能。リラックスして映画を見たい時にはキーボードを取り外す、メールを作成したり、メモを取ったり、Webを利用したりするときなどは、取り付けるなど、手軽に着脱しながらシーンに応じた使い方ができます。

　1年間のMicrosoft 365 Personalオンラインコード版もセットされているので、Officeアプリのほか、Outlook、OneNote、Powerpointなどが使用できるので、キーボードの利用シーンが広がります。

　キーボード付きカバーもMicrosoft 365 Personalの1年間コードも、単体のみでも販売しています。しかし、エッセンシャルセットで購入すると、8000円以上お得になるのが魅力です。

Fire HD 10 エッセンシャルセットのキーボード、その使い心地は

　セットのキーボードはBluetooth接続ですので、使用する前にFireタブレット本体とのペアリングが必要です。付属の説明書を見ながら正しい手順でペアリングしましょう。

　キーボードとタブレット本体はワイヤレス接続ですので、本体と分離させた状態でもキーボードは使用可能です。一体型キーボードと使うだけでなく、本体を別のスタンドにたてかけて、キーボードを手元に置いて文字入力することもできます。

　キー配列はパソコンでもおなじみのQWERTY配列ですので、タイピングに慣れたユーザーならば、スムーズに文字入力することができます。キーピッチ・キーストロークは一般的なノートパソコンと同水準で、心地よくタイピングできます。

　なお、キーボードと本体を合体させた状態で開くと、キーボードには若干の傾斜がついて入力がしやすい角度になります。

日本語入力の切り替えは「Shift＋スペース」で

　パソコンやスマートフォンでの文字入力で欠かせないのが、日本語入力と半角英数字入力の切り替えです。

　キーボードを使う一般的なWindowsパソコンでは、「半角／全角」キーで切り替えをしますが、エッセンシャルセットのキーボードでは「Shift＋スペース」が割り当てられており、こちらで切り替えをします。

　キーレイアウト上部には、ホームボタン、検索ボタン、戻るボタン、ロックボタンなどが配置されているので、タブレット特有の操作もキーボードから行えます。もちろん画面のタッチ操作も同時にできます。

　画面右下のキーボードのアイコンから、仮想キーボードを表示させて文字入力を行うこともできます。キーボードでは思ったように入力できない文字があった場合などには、併用するとよいでしょう。

Fire HD 10 エッセンシャルセット、フルセットでの重量は若干重め

　キーボードとカバーの重さは634g。Fire HD 10タブレット本体が465gですので、合体させたフルセット状態での重さは1kgを超えます。ノートパソコンと比較すると同等かやや軽量です。

　タブレットとして片手で持ち続けるにはあまり適しませんが、持ち歩くには無理のない重さです。自宅でキッチンやリビングを移動して、あるいはカフェなどの外出先で文書作成ができます。

　キーボードが不要となるシーンでは、キーボード部分を取り外せばもとのタブレットとして持ち歩けます。

「Fire HD 10」と「Fire HD 10 Plus」の違いは

　「エッセンシャルセット」には、こちらの「Fire HD 10 エッセンシャルセット」のほかに、上位機種の「Fire HD 10 Plus エッセンシャルセット」も用意されています。

　Fire HD 10は、2.0 GHzのオクタコアプロセッサーと3GBのメモリーを搭載。一方、Fire HD 10 Plusは、2.0 GHzのオクタコアプロセッサーと4GBのメモリーを搭載し、エンターテイメントや、マルチタスクをより快適に利用できます。

　両者の価格差は3000円ですので、リーズナブルな価格を求めるのであれば「Fire HD 10 エッセンシャルセット」、より快適さを求めるのであれば「Fire HD 10 Plus エッセンシャルセット」を選ぶのが良いでしょう。