アウトドア向け「スマートウォッチ」おすすめ5選 ミルスペック準拠のタフネスウォッチから厳選! 5万円以下でも高機能なウォッチも【2022年12月版】
スマートウォッチはスマートフォンの通知を確認できたり、電子マネー決済ができたりするなど、さまざまな便利な機能を搭載しています。また昨今の健康志向の高まりから、ヘルスモニタリング機能を活用するために身に着けている人も増えています。今回は、アウトドアシーンで使いやすいスマートウォッチを紹介します。スマートウォッチを身に着けることで、身体状況を客観的に把握できたり、すぐに地図を確認できたり、時には救急車を手配してくれたりする場合もあります。キャンプや登山、釣り、ダイビングなどを楽しむ人へのプレゼントに、または1年間頑張った自分へのご褒美に検討してみてはいかがでしょうか。
スマートウォッチはスマートフォンの通知を確認できたり、電子マネー決済ができたりするなど、さまざまな便利な機能を搭載しています。また昨今の健康志向の高まりから、ヘルスモニタリング機能を活用するために身に着けている人も増えています。
今回は、アウトドアシーンで使いやすいスマートウォッチを紹介します。スマートウォッチを身に着けることで、身体状況を客観的に把握できたり、すぐに地図を確認できたり、時には救急車を手配してくれたりする場合もあります。キャンプや登山、釣り、ダイビングなどを楽しむ人へのプレゼントに、または1年間頑張った自分へのご褒美に検討してみてはいかがでしょうか。
南たな子
Fav-Log編集部員として雑誌・書籍や生活家電、キッチン用品などを担当。大学卒業後はテクノロジー関連の専門誌の記者や経済系メディアの記者・編集者として働く一方で、私生活では何とか2児の母をやっています。10年以上クラシックバレエをやりながら、チアダンス部に所属するなど踊り続けてきましたが、いまはチアダンスを習う子供の応援が趣味。また読書も趣味で、好きなジャンルはハードボイルド。大沢在昌作品は見逃しません。愛車はホンダ・フリード。
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どんなシーンで使用するか事前に確認を
アウトドアと一口にいっても、アクティブに身体を動かすものから、ゆったりと自然を楽しむもの、海などの水場が多いものなどさまざまです。どんなシーンで使いたいのかあらかじめ考えておくと、必要な機能や素材などがはっきりします。
登山をするからGPSモデルが良い、プールや海で使いたいから防水性や耐久性が高いものが良いなど、自身にとって欠かせない条件・機能などを購入時に書き出しておくと分かりやすいでしょう。
機能について
日々のランニングや登山などのルート計測をしたい人は、ルートを記録できるスマートウォッチを選びましょう。また地図が確認できてナビゲートも可能なウォッチだと、地図やスマートフォンなどをいちいち出して確認せずに済むので便利です。
GPSモデルだとウォッチ単体でルート計測や地図の確認が可能なので、スマートフォンのバッテリー残量を気にしなくて良いのもうれしいポイント。この他、天気予報や警報、日の出・日の入りなども確認できると重宝します。またApple Watchなどに搭載されている「転倒検出機能」や「緊急通報サービス」などを搭載していると、もしものときに安心です。
そしてバッテリー持続時間についても要チェック。ソーラー充電に対応しているモデルなど、ロングバッテリーのウォッチだと長時間使いたいときに重宝します。どれくらいの使用時間を求めているのか、購入前に考えておきたいところです。
どんなメーカーが良い?
アウトドア向けのスマートウォッチには、耐久・防水性能が高いものが求められます。アメリカ国防総省が定めるMIL規格(ミルスペック)準拠のスマートウォッチから選ぶのも1つの方法です。耐久性や防水性が高いウォッチが多く、自身が求めている性能を搭載しているウォッチが見つかる可能性が高いです。
ミルスペック準拠のスマートウォッチを展開しているメーカーには、ガーミン(Garmin)やスント(Suunto)、アマズフィット(Amazfit)、カシオ計算機(CASIO)などが挙げられます。また、2022年9月に発売されたApple Watch Ultraも注目製品の1つでしょう。ただ、ミルスペックのウォッチは価格が高い傾向にあるので、予算を考慮しながら選んでみてください。
アウトドア向け「スマートウォッチ」のおすすめはコレ!
スント(Suunto)「SUUNTO 9 PEAK PRO」
フィンランドの精密機器メーカー「スント(Suunto)」の最新スマートウォッチ「SUUNTO 9 PEAK PRO」は、GPS搭載のロングバッテリーウォッチです。3つのバッテリーモードを搭載しており、GPSモードなら最長40時間バッテリーが持続します。
GPSは高精度な衛星システム(GPS、GLONASS、GALILEO、QZSS、BEIDOU)に対応しており、ナビゲーション機能も搭載しています。もちろんミルスペックに準拠しています。また最大100mの防水性能を備えており、ダイビング時に便利な「シュノーケリング用深度メーター」も搭載しています。
スントといえば北欧らしいスタイリッシュなデザインが魅力ですが、SUUNTO 9 PEAK PROは10.8mmと薄型のミニマルデザインとなっており非常におしゃれです。公式通販サイトでの販売価格は8万7890円(税込、以下同)です。
Zepp Health Corporation「Amazfit T-Rex 2」
Zepp Health Corporationの「Amazfit T-Rex 2」はミルスペックに準拠したスマートウォッチですが、公式通販サイトでの販売価格は4万3780円と5万円以内なので手を出しやすいウォッチといえます。
5つの衛星測位システム(GPS、GLONASS、Galileo、BDS、QZSS)に対応しているので、正確で速い測位ができて、電波を受信しにくい環境でも使えるのが非常に便利です。
ミルスペック準拠テストを15種類クリアしているので耐久性が非常に高く、マイナス30度の極寒の地でもボタン操作ができるタフさが魅力。バッテリーも約24日間持ちます。さらにAndroidスマートフォンのみですが、ウォッチ本体からLINE返信や着信通知へのSMS返信が可能なのもうれしいポイントです。返信できるのは、アプリであらかじめ登録した定型文となります。
ガーミン(Garmin)「Instinct Crossover」
12月16日に発売されたばかりの、ガーミンの新作アウトドアGPSウォッチ「Instinct Crossover」も要チェックです。ウォッチフェイスのアナログ時計がおしゃれなハイブリッドモデルとなっています。
そもそも「Instinct」シリーズは、ミルスペック準拠テスト(耐熱、耐衝撃、耐水)をクリアしており、4システム測位(GPS、GLONASS、Galileo、みちびき)に対応しているアウトドア向けウォッチ。その新作Instinct Crossoverは、機能性の高さはそのままに、アナログ時計を組み込んだデザイン性の高さも魅力の1つです。
モデルは全4種。ソーラーバッテリー搭載の「Instinct Crossover Dual Power」が2種、暗視ゴーグルとの互換性やステルスモードなどのミリタリー機能を備えた「Instinct Crossover Dual Power Tactical Edition」、そしてオンラインショップ限定販売のノンソーラーモデル「Instinct Crossover」となっています。
独自機能「RevoDrive」を搭載していることにより、衝撃などで時計の針がずれても、GPSで今いる場所の標準時刻に自動補正します。またディスプレイは、太陽光の下でも見やすい半透過メモリインピクセル(MIP)で、計測データの表示時は時計針が自動で動くなど、視認性も非常に高いのが特徴です。
ヘルスモニタリング機能は心拍数や歩数、ストレスレベル、体のエネルギー残量を可視化するガーミン独自の「Body Battery」、血中酸素トラッキング、睡眠などを計測します。さらに、事故・転倒検出機能を搭載しているので、万が一のときも安心です。
ガーミンといえばロングバッテリーというイメージがありますが、Instinct Crossoverももちろんロングバッテリーモデルです。ソーラー充電機能を搭載しているモデルなら、スマートウォッチモードで約28日間+42日間(ソーラー充電5万ルクスの条件での使用を想定)。ノンソーラーモデルでも約28日間持ちます。
ミリタリー仕様のスペシャルモデル「Instinct Crossover Dual Power Tactical Edition」は、ワイヤレス通信とデータ共有を無効にして、位置情報の漏えいを避けることができる「ステルスモード」など、使用するかはさておき、ロマンある機能が詰め込まれています。やはりこのスペシャルモデルが欲しいところではありますが、公式通販サイトでの販売価格は9万9000円と高額です。
一方で、ソーラー充電機能を搭載していないInstinct Crossoverだと、販売価格は8万3000円と少し価格は下がります。Instinct Crossover Dual Powerだと9万3000円です。予算を考慮しながら選んでみてください。
Apple Watch Ultra
iPhoneユーザーなら検討したいのが、「Apple Watch Ultra」です。シリーズ初のアウトドア向けモデルで、耐食性が高いチタニウムケースやサファイアクリスタルフェイスを搭載した耐久性の高いウォッチとなっています。
100mの耐水性に加え、動作温度はマイナス20度から55度まで対応しており、高精度なGPSも搭載しているので、ダイビングやウインタースポーツ時にも使用できるでしょう。
また他のApple Watchモデルにはない3つ目のボタン「アクションボタン」を搭載していることにより、操作性も高めています。このボタンはカスタマイズできるので、ワークアウトを開始したり、コンパスのウェイポイントを追加したりするなど、自身の使用頻度が高い機能などを設定することができます。
さらに衝突事故検出機能やサイレン機能も搭載しているので、もしものときにも安心です。バッテリーは通常使用で最大36時間、低電力モードでは最大60時間持続します。公式通販サイトでの販売価格は、12万4800円です。
カシオ計算機(CASIO)「G-SQUAD PRO GSW-H1000」
G-SHOCK初のWear OS by Google搭載のスマートウオッチ「G-SQUAD(ジー・スクワッド)」も、チェックしておきたいアウトドア向けモデルです。G-SHOCK独自の耐衝撃構造とデザイン性の高さに、スマートウォッチの機能が加わった「G-SQUAD PRO GSW-H1000」。心拍計測が可能な光学式センサーだけではなく、方位や高度、気圧、加速度、ジャイロセンサーも搭載しています。
3つの衛星測位システム(GPS、GLONASS、みちびき)に対応しており、ウォッチ上で現在地や移動軌跡をカラー地図で確認できます。さらに専用アプリ「G-SHOCK MOVE」と連携することで、より詳しく活動ログをチェック可能です。バッテリー持続時間は、GPS非利用時で約1.5日以上となっています。公式通販サイトでの販売価格は8万8000円です。
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