製品比較

2022年冬の注目スマホ「Zenfone 9」を5つのポイントでチェック 予算10万円台のフラグシップモデル(1/2 ページ)

ASUS(エイスース)の「Zenfone 9(ゼンフォンナイン)」は、11月に発売された5.9型ディスプレイ搭載のAndroidスマートフォンです。ASUSのフラグシップモデルであり、6軸ジンバルモジュール内蔵で画面揺れのない動画撮影を可能にしたのが特徴です。そのほかの注目すべき点もあり、5つのポイントでチェックしていきます。

advertisement
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 ASUS(エイスース)の「Zenfone 9(ゼンフォンナイン)」は、11月に発売された5.9インチディスプレイ搭載のAndroidスマートフォンです。

 ASUSのフラグシップモデルであり、6軸ジンバルモジュール内蔵で画面揺れのない動画撮影を可能にしたのが特徴です。そのほかの注目すべき点もあり、5つのポイントでチェックしていきます。

Zenfone 9:5.9インチディスプレイで持ちやすいサイズ感

 Zenfone 9の画面サイズは5.9インチで、従来モデルの「Zenfone 8」と比べるとサイズは共通していますが、本体がわずかに小型化しています。一方、重さは約169gと変化はありません。

advertisement

「Zenfone 9」

 ディスプレイは、HDR10+対応の有機ELで解像度は1080×2400ピクセル。コントラスト比は100万:1と、リフレッシュレートは120Hz、応答速度は1msと高速駆動のパネルを採用しています。

 ディスプレイ表面には堅牢性がアップした強化ガラス(Corning Gorilla Glass Victus)が使われています。ボディーは防水・防塵仕様で、サウンドに関してはステレオスピーカーを搭載。また、3.5mmのイヤフォンジャックも備わっています。

Zenfone 9:フラグシップにふさわしいスペック、ゲームアシスト機能も

 Zenfone 9はフラグシップらしく、上位機種向けの高性能なプロセッサー(Snapdragon 8+ Gen 1)を搭載しています。


「Zenfone 9」はSnapdragon 8+ Gen 1を搭載(出典:Amazon

 メモリは8GBと16GB、ストレージも128GBと256GBの2種類。なおmicroSDスロットは搭載していません。便利機能としてはFeliCa(おサイフケータイ)対応が挙げられます。

 Zenfone 9の高性能ぶりを生かすのがゲームでしょう。ゲームアシストツールとしては、「Game Genie」を搭載。同機能を使えば、ゲーム中に通知を制限できるほか、画面録画なども行えます。

advertisement

 また、ゲーム中に本体の動作温度やゲームのフレームレートを表示させたり、プレイヤーの操作を自動実行できるマクロ機能も使用できます。

Zenfone 9:6軸ジンバルモジュール搭載のカメラ

 Zenfone 9は背面に5000万画素のメインカメラと1200万画素の超広角カメラを搭載。特に5000万画素カメラには、6軸ジンバルモジュールが組み込まれており、スマホ単体を持って、歩きながら動画撮影しても、ブレや揺れのない撮影を実現できるのが特徴です。


「Zenfone 9」の背面には6軸ジンバルモジュール搭載のメインカメラと超広角カメラを搭載

 超広角カメラは被写体に4cmまで寄ることができるマクロ撮影にも対応します。

 また背面カメラは「PRO」モードによるマニュアル撮影も行えます。新たな撮影モードとして「ライトトレイル」モード(ベータ版)を搭載。水の流れを美しい白い糸状として撮影したり、星が動く軌跡を光の線として撮影できます。

 インカメラは1200万画素で、デュアルPDオートフォーカス機能により暗い環境や輪郭がハッキリしないシーンでも素早く焦点を合わせることが可能です。

advertisement

Zenfone 9:片手操作しやすいボタンや背面タップ操作

 Zenfone 9の本体右側面には、電源と指紋認証センサー、タッチセンサーの3つの役割を持つ「ZenTouch」ボタンがあります。


「Zenfone 9」の右側面(出典:Amazon

 ZenTouchを上下にスワイプすることで、Webページの先頭や最後尾に画面を切り替えたり、動画の再生位置を調整したりできます。ダブルクリックや長押し操作も割り当てられます。

 また本体背面をダブルタップすることに、ショートカット操作を割り当てられる機能も注目です。例えばスクリーンショット撮影などを割り当てれば、端末背面をダブルタップして、素早く実行できます。

 なお生体認証に関しては、前面カメラによる顔認証機能もサポート。マスクやメガネの有無に関係なく認識を行えます。

Zenfone 9:端末価格は約10万円から、ECサイト・量販店のほか格安SIMセットも

 Zenfone 9はメーカー直販サイトやECサイト、家電量販店、格安SIMを手掛けるMVNOの一部が販売しています。販売価格は128GBモデルが9万9800円(税込み、以下同)、256GBモデルが11万2800円から。

advertisement

 Zenfone 9には、専用の保護ケースが付属しています。そのため、本体購入直後から傷の心配をせずに済むのがありがたいところ。また、別売のアクセサリーとしては、「Zenfone 9 Connex Accessories Set」や「Zenfone 9 Smart Backpack Mount」も展開されています。


「Zenfone 9 Connex Accessories Set」の使用イメージ

 前者はケース、スマートスタンド、カードホルダーがセットになった商品で5280円。後者はバックパックなどのショルダーストラップにZenfone 9を取り付けるためのマウントです。価格は9980円です。

 なお、メーカー直販サイトの「ASUS Store」では、Zenfone 9本体と専用アクセサリーを同時購入すると10%割引になるキャンペーンを2023年1月9日まで開催しています。

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 今売れている「Switchのソフト」ランキング 1位は「フォーエバーブルー ルミナス」【2024年4月29日】
  2. 予約しておきたい「付録グッズ」3選 バッキンガムベアのじゃばら財布は、売り切れ前に要チェック【2024年4月版】
  3. 【ワークマン】話題の「980円シェルジャケット」を着てみた 高い機能性に驚き “安すぎる優秀アウター”は要チェック
  4. 今売れている「メンズキャップ」おすすめ3選&ランキング 1位はノースフェイス 3000円前後で買える! タウンユース向けからランニング用まで【2024年4月版】
  5. ヘッドフォンのサウンドをパワフル&高音質に 「ヘッドフォンアンプ」おすすめ3選 エントリー〜スタンダードモデル編【2024年4月版】
  6. 今売れている「トレッキングシューズ」おすすめ&ランキング ゴアテックス採用モデルなど防水シューズが人気!【2024年4月版】
  7. ワークマンの“晴雨兼用折りたたみ傘”を使ってみた 収納袋がくっつくから、なくさない! カラー展開がかわいいワンタッチ傘
  8. カシオ、シチズン、セイコーだけじゃない! 人気ブランド「ソーラー腕時計」おすすめ4選【2024年4月版】
  9. 【ゼクシィ付録レビュー】ジルスチュアートの「エコバッグ&ポーチ」が300円 くすみカラーとオフホワイトが上品かわいい特別アイテムを早めにチェック
  10. ワークマンの“超軽量MA-1”を着てみた 春夏のNo.1「推し服」! 小さくたためる、おしゃれな万能アウター