製品比較

2022年冬の注目スマホ「AQUOS sense7」を5つのポイントでチェック 大型センサー搭載の高コスパスマホ(1/2 ページ)

シャープの「AQUOS sense7(アクオス センスセブン)」「AQUOS sense7 plus」は、10月から順次発売されたAndroidスマートフォンのスタンダードモデルです。特徴について、5つのポイントでチェックしていきましょう。

advertisement
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 シャープの「AQUOS sense7(アクオス センスセブン)」「AQUOS sense7 plus」は、10月から順次発売されたAndroidスマートフォンのスタンダードモデルです。

 AQUOS sense7はNTTドコモ、au、楽天モバイル、UQ mobileで販売されているほか、オープンマーケット向けのSIMロックフリーモデルも。またAQUOS sense7 plusはソフトバンクが取り扱っています。特徴について、5つのポイントでチェックしていきましょう。

AQUOS sense7:6.1インチと6.4インチの2モデル展開

 2機種の違いは主にサイズで、「AQUOS sense7」が約6.1インチ、「AQUOS sense7 plus」が約6.4インチのディスプレイを搭載。sense7とsense7 plusを比べると、plusの方がサイズが一回り大きくなっています。

advertisement

「AQUOS sense7 plus」。カラーはディープカッパー、シルバー、ブラックの3色

 具体的には、sense 7のボディーサイズは70(幅)×152(高さ)×8.0(奥行き)mm、重さが約158g。対してsense7 plusは76(幅)×160(高さ)×8.2(奥行き)mmで、重さは約172gです。バッテリー容量も前者が4570mAh、後者が5050mAhとわずかに違いがあります。

 一方、プロセッサーは共にSnapdragon 695 5Gを搭載。メモリ6GB、ストレージ128GBといった仕様は共通します。後述するカメラの仕様や、防水防塵の仕様なども共通です。

AQUOS sense7:デザインを刷新

 AQUOS sense7シリーズは従来モデルの「AQUOS sense6」から背面デザインが刷新されています。


「AQUOS sense7」。カラーはライトカッパー、ブルー、ブラックの3色

 従来機では、背面カメラの位置が左上になっていましたが、sense7シリーズでは、上位モデルのAQUOS R7と同様に、ボディー中央にメインカメラのレンズが配置されるように整えられています。

 前面の雰囲気は大きくは変わっておらず、ディスプレイ上部に水滴型のノッチでインカメラが配置されており、ベゼルは下辺がやや太くなっています。

advertisement

AQUOS sense7:フラグシップモデルに迫る大型センサーカメラ

 AQUOS sense7は背面に5030万画素・F1.9のメインカメラと、800万画素・F2.4の超広角カメラ(画角120度)を搭載しています。


AQUOS sense7の5030万画素カメラ(出典:Amazon

 スタンダードモデルながらメインカメラは1/1.55インチの大型イメージセンサーを搭載。従来機のセンサーサイズと比べると、約66%大型化しており、集光量が大幅に向上しています。

 AQUOS R7が搭載する1インチセンサーと比べるとやや見劣りしますが、1/1.55インチのセンサーというのは競合他社のフラグシップモデルに迫るサイズ感です。

 AQUOS R7との共通点では、高画質化技術を応用した新画質エンジン「ProPix4」の搭載も。大型のイメージセンサーとこの画質エンジンの組み合わせによって、暗いシーンでもノイズを抑え、精緻なディティール表現を可能にしています。

 さらにAQUOS R7と同様に、全画素を使用する像面位相差AFを採用していることもポイント。AF速度が従来機に比べて約2倍に高速化しました。

advertisement

AQUOS sense7:10億色の色表現が可能な「IGZO OLED」

 AQUOS sense7シリーズは2機種とも有機ELディスプレイの「IGZO OLED」を採用。スタンダードモデルでありながら、10億色の色表現と、ピーク輝度1300ニトを誇ります。


AQUOS sense7の「IGZO OLED」ディスプレイ(出典:Amazon

 ゲームや動画を見る際の滑らかさを示すリフレッシュレートは、sense7とsense7 plusで差があります。前者は60Hz、後者は240Hz(残像処理用の黒フレーム挿入を含む)まで対応しています。

 関連したところでは本体スピーカーの仕様も異なり、sense7 plusのみがステレオスピーカーを搭載。なおどちらも3.5mmのイヤフォンジャックが備わっています。

AQUOS sense7:普及価格帯でおサイフや防水や耐衝撃性能も備える

 AQUOS sense7シリーズは国内向けの便利機能を備えていることもポイント。ボディーは防水・防塵性能、耐衝撃性能も有し、FeliCa(おサイフケータイ)もサポートします。eSIMも利用できます。


マスクを着けたままでの顔認証にも対応(出典:Amazon

 AQUOSシリーズのスマートフォンとしては、初めてマスクを着けたままでの顔認証にも対応。外出時にも生体認証を扱いやすくなっていることも見逃せません。シャープブランドとして、また普及価格帯のスマホとして人気を築いてきたsenseシリーズらしさが光る1台です。

advertisement

 端末価格は、AQUOS sense7のキャリアモデルが総額4万9980円~5万9500円(税込み、以下同)。直販価格は5万4450円です。またAQUOS sense7 plus(ソフトバンク版)は6万9840円です。

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. ワークマンの「歩きやすいシューズ」3選 長時間歩くときに履きたい、“快適スニーカー”は要チェック
  2. 登る人と下る人はどちらが優先? 登山で押さえておくべき「暗黙のルール」3選【2024年4月】
  3. 今売れている「スマートウォッチ」トップ10&おすすめ TOP3は1万円以下のお手頃モデル【2024年5月版】
  4. 登山で足が疲れやすい人におすすめの「足の疲れ予防アイテム」3選 登山経験豊富な元アウトドア店員が厳選!【2024年4月版】
  5. ワークマンの“超軽量MA-1”を着てみた 春夏のNo.1「推し服」! 小さくたためる、おしゃれな万能アウター
  6. 【付録】お出かけに役立つ「付録グッズ」4選 スヌーピーの「茶こし付きボトル」が登場! 洗濯機で洗える大容量バッグも要チェック【2024年4月版】
  7. 「登山でトレッキングポールは必要なの?」元アウトドア店員が解説 基本的な使い方も紹介
  8. 「シャープペン」売れ筋ランキングトップ10 1位はぺんてるの技術開発力を集結した究極の1本【2024年5月版】
  9. ワークマンの“晴雨兼用折りたたみ傘”を使ってみた 収納袋がくっつくから、なくさない! カラー展開がかわいいワンタッチ傘
  10. よくある「トレッキングシューズ」選びの失敗談 後悔しないためにチェックすべきこととは?【2024年最新版】