ふるさと納税で「PayPay商品券」をもらって使ってみた! お得な使い方&注意点を紹介 即時付与の便利な返礼品は要チェック!
ふるさと納税では、返礼品として寄付をした自治体の特産物がもらえることが多く、欲しいものから寄付先を選ぶことも少なくありません。返礼品の種類も増えてきており、自治体によっては旅行券や商品券が返礼品になっていることもあります。その中でもおすすめなのが、キャッシュレス決済サービス「PayPay(ペイペイ)」の商品券「PayPay商品券」です。今回は、ふるさと納税でPayPay商品券を返礼品としてもらい、実際に使ってみました。
ふるさと納税では、返礼品として寄付をした自治体の特産物がもらえることが多く、欲しいものから寄付先を選ぶことも少なくありません。返礼品の種類も増えてきており、自治体によっては旅行券や商品券が返礼品になっていることもあります。
その中でもおすすめなのが、キャッシュレス決済サービス「PayPay(ペイペイ)」の商品券「PayPay商品券」です。即時付与されて、自由度が高いふるさと納税返礼品です。
今回は、ふるさと納税でPayPay商品券を返礼品としてもらい、実際に使ってみました。ふるさと納税の返礼品としてもらうPayPay商品券の使い方や注意点などを紹介します。
川崎 さちえ
フリマアプリ・ネットオークションの専門家。2004年、夫が子育てのために会社を辞めたのをきっかけにヤフオク!(当時はヤフー!オークション)を始める。経験を積みながら独自のノウハウを構築。2014年にフリマアプリをスタート。NHK「あさイチ」をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。また節約や時短が大好きで、安くて便利なアイテムに興味あり。よく利用するのはダイソー。
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PayPay商品券って何?
キャッシュレス決済サービスPayPayは、コンビニやスーパーなど利用できる店舗が多く、すでに日常的に取り入れている人も多いでしょう。でもPayPay商品券はあまり聞き慣れないかもしれません。
PayPay商品券とは、ふるさと納税サイト「さとふる」で寄付した自治体で使えるPayPay残高のことです。PayPay商品券は即時付与されるので、すぐに使うことができるのが便利です。また、PayPayアプリで利用できるので、すでにPayPayアプリをダウンロードしているなら、新たな手続きも不要です。
受け取ったPayPay商品券は、対象自治体での地場産品の基準を満たした商品・サービスの支払いに使うことができます。そのため、PayPayの加盟店であっても使うことができないケースがあるので注意が必要です。
使える店舗を必ずチェックしよう
商品券に参画しているしている自治体については、事前にPayPayの公式サイトで確認しておくとよいでしょう(出典:PayPay商品券)。2023年2月15日時点では、152自治体が対象です。さらに今後、368自治体が参加予定です(2023年2月14日時点)。
例えば宮城県を見てみると、大都市である仙台市が含まれていません。また東京都では使えません。まずは行きたい旅行先の自治体が対象になっているか確認しましょう。今回筆者は、栃木県さくら市に寄付することにしました。
さらに、対象自治体でも使用できる店舗は限られるので、ふるさと納税をする前にどの店舗で利用できるのかもしっかり確認したいですね。
ふるさと納税でPayPay商品券をもらってみた!
筆者は、「Yahoo!ショッピング」のふるさと納税から、栃木県さくら市の一部の加盟店で利用できるPayPay商品券を選びました。3000円の寄付で900円のPayPay商品券がもらえます。
通常の買い物のように手続きを進めていきます。請求情報が寄付者の名義になっていることを確認します。
Yahoo!ショッピングで申し込みが完了しても、支払いはまだ終わっていません。さとふるの決済画面に移動して、支払いを行います。申し込みから3時間以内に決済が行われないと、自動的に寄付の申し込みがキャンセルになります。
筆者はPayPayで支払ったので、PayPayポイントが15ポイント付与されました。また、Yahoo!ショッピングを経由したため、5%分のPayPayポイントももらえました。
PayPay商品券の受け取り申請をする
さとふるから、登録しているメールアドレスに「ふるさと納税の申し込みを承りました」という件名で確認メールが届きます。ここから「PayPay商品券受取申請」を行います。
ここでPayPayアカウントとさとふるの連携が必要になります。メールアドレスと電話番号を入力します。完了すると、数分後にPayPayアプリにPayPay商品券が届きます。
PayPay商品券を店舗で使ってみた!
PayPay商品券を利用できる店舗を確認。筆者は、栃木県さくら市にある「ビックミート山久」というお肉屋さんで買い物をしてみます。
商品を選びレジで会計をします。合計金額は920円(税込)で、PayPay商品券の額をオーバーしてしまいました。でもPayPay商品券とPayPay残高の両方が使えます。
まず、支払い方法の選択で「PayPay商品券」を選びます。920円では商品券の金額をオーバーして、支払いができません。そのため900円と20円の2回に分けて支払いをしました。900円はPayPay商品券、20円はPayPay残高です。
使用後はPayPay商品券の利用可能金額が0円になります。今回筆者は一度に900円分を使用しましたが、利用回数は決められていないので、数回に分けて使うことも可能です。
PayPay商品券が利用できる自治体、そして店舗は決して多いとはいえないかもしれません。でも対象の自治体は増えてきているので、旅行をした際には便利に使える場合もあるでしょう。使う店舗が選べる自由度の高い返礼品「PayPay商品券」、検討してみてはいかがでしょうか。
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