DEAN & DELUCAの「おしゃれな保温タンブラー」をデスクワークで8年使って“また同じ製品”に買い替えた理由

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使っていたのは、おしゃれな限定カラーのタンブラー

　筆者が長年使ってきたディーン＆デルーカのサーモタンブラーは、落ち着いたピンク系のカラーがおしゃれなアイテム。実店舗で購入した記憶があります。写真のサーモタンブラーの色は「ピーチピンク」という限定カラーで、現在は販売されていません（2024年11月26日時点）。

　当時、おしゃれなデザインに引かれて購入しました。その頃はすでに仕事中に別のタンブラーを使っていましたが、保温性がいまひとつで、ちょうど買い替えを検討しているところでした。

　サーモタンブラーの容量は350ml。購入時にはふたが付いていましたが、すぐにふたは使わなくなり、そのまま紛失。そのため筆者は購入当初からふたは使用していません。

長く使い続けられた理由

　1つのタンブラーを約8年も使い続けられた理由としては、まず容量やサイズ感が非常に使い勝手が良よかったこと。容量350mlというのは、1杯分としてはちょうど良い量です。すっと手を伸ばして自然に持てる大きさなのも良かったです。

　また陶器やガラス製のカップとは違い、割れたり欠けたりすることがないので、気づけば長く愛用していました。寿命というものを意識せずに8年も使い続けられた丈夫さは、考えてみるとすごいことなのかもしれません。

肝心の保温性はどうだったか

　サーモタンブラーの、肝心の保温性についてですが、使っていて特に不満はありませんでした。長時間も放置するとすっかり冷めてしまうかもしれませんが、仕事をしながらコーヒーを飲む程度の時間であれば、温かいままのものを飲めます。保冷能力に関しても問題なく、夏は氷を入れた飲み物を30分～1時間程度、冷たいままで楽しめました。

　実際にお湯を入れて温度変化を測り、保温力を検証してみます。まずサーモタンブラーに約94度のお湯を入れます。そして約20度の室内に1時間放置します。

　その結果、お湯の温度は約46度でした。保温力は正直、非常に優れているわけではなさそうです。しかし付属のふたをちゃんと使えば温度が下がるスピードももう少し抑えられるはずです。

サーモタンブラーの買い替えを決意した理由

　今回、サーモタンブラーの買い替えを決意した理由としては、内側の汚れが取れなくなったためです。ステンレス製なので、塩素系の漂白剤は使えないのが一般的。8年も使うとやはり汚れが気になるようになってしまいました。においに関しては、特に気になりませんでした。

　まだまだ使えるとは思いつつ、思い立ったときが買い替えどきと思い、同じ製品の「チャコールグレー」カラーをオンラインストアで購入しました。価格は3300円（税込）。タンブラーにしては値段が高いのかもしれませんが、やはり8年も使えることが分かっている製品。今回もまた8年使う場合、1年あたり500円以下という計算に。それならコストパフォーマンスは良いだろうと思っています。

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