ジーンズに合う「Schottのレザーブーツ」が驚くほど歩きやすい 脱ぎ履きも楽で普段履きにぴったり(1/2 ページ)
ジーンズに合うシューズを探していたときに出会った、Schott(ショット)の「レザーブーツ(S24100)」。購入して履いてみたところデザインや履き心地の良さに魅了されたので、その使用感を紹介します。
ジーンズに合うシューズを探していたときに出会った、Schott(ショット)の「レザーブーツ(S24100)」。価格は2万9700円(税込)です。購入して履いてみたところデザインや履き心地の良さに魅了されたので、その使用感を紹介します。
大屋雄一
モーターサイクル&自転車ジャーナリスト。短大卒業後、好きが高じて二輪雑誌の編集プロダクションに就職し、6年の経験を積んだのちフリーランスへ。ニューモデルの試乗記事だけでもこれまでに1500本以上執筆し、現在進行形で増加中だ。また、中学~工高時代はロードバイクにものめりこんでいたことから、10年前から自転車雑誌にも寄稿している。キャンプツーリングも古くからの趣味の一つであり、アウトドア系ギアにも明るい。
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デイリーユースを狙って作られたブーツ
Schottは1913年にニューヨークで創業したメーカーで、バイク乗りの間ではライダースジャケットの老舗ブランドとして広く知られています。
筆者がショットのブーツを見たのは、ハーレーが主催するイベント会場。そこで初めて「Schottってブーツも作ってるんだ」と知りました。スタッフに話を聞いてみると、Schott承認のもとで日本のグランドフリートという企業が企画した商品とのこと。「デイリーユースできること」を狙って開発したそうです。
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脱ぎ履きのしやすさに驚き
その場で試着してみたところ、足がスルリと入ったことに驚きました。
過去にレッドウィングのエンジニアブーツを3足履きつぶすほど愛用していたのですが、脱ぎ履きが楽になるまで1カ月ぐらいかかった記憶があるのです。だからこそ、この足入れのスムーズさにビックリしました。
その秘密はラスト(木型)にありました。靴を作る上での原型となるもので、このブーツは甲高・幅広と言われる日本人の足型をベースに作られています。だからこそ内部に余裕があり、脱ぎ履きが楽なのです。
長く愛用できる
アッパーには高級感のある本革(フルグレインレザー)を採用。さらに、グッドイヤーウェルト製法を採用しているため基本的にはソールの張り替えが可能で、長く愛用できます。
筆者はエンジニアブーツで何度かソールを専門店で張り替えた経験があり、費用はそれなりにかかりますが、より愛着が湧くのでおすすめです。
ブーツの履き口の左右には、指掛けループが設けられています。実際にはこれを使わなくても足はスルリと入るのですが、筆者はここに指を入れて履くのが何となく気に入っています。
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1日中履いていても疲れない
見た目のかっこよさもさることながら、一番お伝えしたいのは履き心地の良さです。最初こそ本革の硬さもあって、歩行時にかかとがパカパカとインソールから浮いていたのですが、半日も履いているうちにそれが明らかに軽減したのです。使われているレザーのなじみが早いという証拠でしょう。
アウトソールには「オイル&スリップレジスタント」と書かれており、アスファルトでのグリップ力に不満はありません。これ自体のクッション性も高いのですが、それ以上に感心するのは取り外し可能なインソールの柔らかさです。
足裏にモチモチとした感触が伝わるほどソフトで、歩行時の衝撃を適度に緩和してくれます。「デイリーユースできること」というコンセプトに偽りはなく、長時間履いていても疲れにくいなと感じています。
筆者がエンジニアブーツを履かなくなった最大の理由は「クッション性の悪さ」で、最終的に膝に痛みを感じるようになりました。だからこそ、本製品の歩きやすさは衝撃的でした。ジーンズに合うかっこいいレザーブーツをお探しの方におすすめしたい秀作です。
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