ワークマンの「オンオフ使える上品シューズ」を履いてみた【2025年8月版】（1/2 ページ）

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軽さに感動！　ステップインアーバン

　ワークマンのステップインアーバンは、合成皮革でできたアーバンスタイルのシューズです。そのため日常使いはもちろん、ビジネスシーンでも活躍します。

　また、かかと部分が「かかとスライダー」という、少し変わった形状をしているのが特徴です。かかとの先端がとがっており、ここに足をのせるだけでスムーズに履くことができます。

　まるで足を誘導するかのように、抵抗なくスッと足が入ります。このかかとスライダーはもちろん便利なのですが、それ以上に驚いたのが「軽さ」です。

　一見重そうですが、実際はとても軽いのです。26cm（片足）を計測してみたところ、約206gでした。ワークマンのシューズは軽量なものが多いですが、ステップインアーバンも非常に軽く作られていると思います。

　この見た目とのギャップが、以前販売されていた「DIA高撥水シューズアーバンハイク」と似ていると感じました（参考：Fav-Log by ITmedia）。

　DIA高撥水シューズアーバンハイクも、見た目からは想像できない軽さで驚きましたが、その時の感覚にそっくりです。

　ステップインアーバンは、軽量なシューズが欲しい人にもおすすめです。ただ運動向けではないので、ビジネスや普段の買い物などで使いたいシューズだといえます。

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脱ぎ履きは楽？

　かかとスライダーを採用しているステップインアーバンの脱ぎ履きは、やはり非常に楽です。足を入れた後、そのまま前にスライドできるようになっています。かかと部分が靴べらのような役割を果たしています。

　手がふさがっている時などに役立つシューズです。ただ、ステップインアーバンの場合は靴ひもがあるので、少し緩めておくと履きやすくなります。

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撥水性はないが、すぐに乾く

　ワークマンのシューズには撥水性を備えたものが多いですが、ステップインアーバンに関しては撥水性はほぼありませんでした。

　アッパーに水をかけてみると、染み込んでしまいました。少量の水であれば内側がぬれることはありませんが、水をほぼ弾かないので、雨の日の使用は避けた方が良さそうです。

　一方で、少量の水であればぬれてもすぐに乾きました。上記の写真は水をかけた直後ですが、ぬれているように見えません。内側に水が吸収されているのかと思ってシューズ内を確認したのですが、湿っていませんでした。ただ、水の量が多いと、あまり早く乾かないかもしれません。

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シワができてしまう可能性も

　ステップインアーバンのソールは硬めです。歩いている時に、シューズがしっかり曲がるか心配だったのですが、靴底を見ると横溝があります。この部分が、足の動きに合わせてしっかりと曲がりました。

　軽量なうえに、ソールも足に合わせて曲がるので、とても歩きやすいシューズだと思います。

　また表地が合成皮革なので高見えするのですが、使用すればするほど折れ曲がる部分にシワができてしまいました。特につま先付近は歩くたびに曲がる場所なので、気づいたら深いシワが……。この点には注意が必要そうです。

　価格は2500円（税込）とお手頃ですが、合成皮革用のクリーナーなどを活用したメンテナンスが必要だと感じます。

　カラーはブラックとグレー（筆者購入）の2色展開。サイズは24.5～28.0cmです。通常26.0cmを履いている人は、同じサイズで問題ありませんでした。

　オンオフ問わず使えるおしゃれなシューズです。店舗のみの取り扱いとなっているカラーやサイズがあるので、その場合は近隣店舗の在庫状況を確認してみるとよいでしょう。

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