庭木や生垣のお手入れに 「刈り込みばさみ」おすすめ3選【2025年9月版】（1/2 ページ）
庭木や生垣を整えるため「刈り込みばさみ」のおすすめを紹介します。
樹木は暑さが厳しい時期に剪定（せんてい）を行うと、ダメージが深いので避けるべきとされています。しかし、伸びすぎた枝を切り落としたり、外観を整えるための剪定はどんな時期にもしっかりと行っておきたいもの。今回は、庭木や生垣を整えるため「刈り込みばさみ」のおすすめを紹介します。
森坂光郎
古の「ケータイ雑誌ライター」。フィーチャーフォン時代の終焉とともに、守備範囲をIT・ガジェット・パソコン・AV家電など広範囲に拡大。趣味はゲームとアニメ・仮面ライダー・アメコミ映画などの鑑賞。好きな音楽はクラシックロックとネオアコ。
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庭木・生垣の規模に合った剪定用工具を
造園用工具の中でも、剪定用の工具は庭木や生垣などを所有しているのであればいくつか持っておきたいところ。最も手軽な剪定用工具としては木ばさみ（植木ばさみ）があります。木ばさみは最も手軽なはさみで、盆栽の手入れから、植木・庭木のちょっとした手入れなどに手軽に使用できます。
枝を切るためには「剪定ばさみ」を使用します。もともとは果樹の剪定用として欧州から紹介されましたが、少々太めの枝も切れることから、庭木などの剪定用のはさみとして普及してきたようです。一般的には直径2.0cm程度までの枝を切ることができ、中でも高いところの枝を切るものは「高枝剪定ばさみ（高枝切りばさみ）」として、ポピュラーな存在です。さらに太い枝には「剪定のこぎり」を使用するのがよいでしょう。
生垣などの刈り込みには「刈り込みばさみ」を使用します。木ばさみや剪定ばさみと異なり、枝を1本1本切るのではなく、全体的な樹形を作るのを目的としたはさみですので、ほんの数本程度の果樹の手入れぐらいには不要かもしれませんね。なお、大規模な生垣には電動式などの「刈り込み機（トリマー）」を使用したほうが良いでしょう。（参考サイト：一般社団法人 日本造園組合連合会）
日本製でも手頃な価格｜高儀 パイプ柄 刈込鋏 150mm
ECサイトでの実売価格は約2000円から（税込、以下同）と、手頃な価格で購入できる日本製の刈り込みばさみです。刃長は150mm（S65Mn炭素鋼）で、切断許容サイズは刃元で直径約10mmです。薄刃仕上げで切れ味よく、作業をスムーズに進めることができます。また、刃研ぎサービスが付いているので、切れ味が悪くなった際も安心です。サイズは66×18cm、重量は0.56kgです。なっています。
3段階伸縮式の強力タイプ｜アルスコーポレーション K-950Z
3段階の伸縮式の刈り込みばさみです。全長は690～1020mmで伸縮でき、刃長は120mm（高炭素刃物鋼）で重さは930g。直径15mmの枝をもカットする強力タイプなので、葉刈りから、ちょっとした枝の剪定、草の刈り取り作業まで幅広く使用できます。アルス公式オンラインショップでの価格は9130円です。
コンパクトな本格派｜吉岡刃物製作所 鋭型刈込鋏 No.125
園芸用刃物メーカー、吉岡刃物製作所（兵庫県）の刈り込みばさみです。刃長150～300mmまで6サイズの展開があり、こちらの「No.125」は刃長は150mm、柄は330mmの小さめサイズで、軽く手回しが良く、女性からも好評のモデルです。切断能力（生木）は、刃先で6mm、刃中で8mm、刃元で10mm。刃の素材は、和包丁にも使われる代表的な高級刃物鋼である安来鋼・白紙です。ECサイトでの実売価格は約5000円からとなっています。
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