【無印良品】の「太ベルトミニショルダーバッグ」は、夏には向かないものの、秋冬のちょっとしたお出かけに活躍するアイテムだった（1/4 ページ）

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ショルダーベルトが首に当たって痛い。首元が出る服には不向き

　太ベルトミニショルダーバッグは、肩への負担を軽減するためにショルダーベルトが太めに設計されています。確かに重さによる肩の疲れは軽減されるかもしれませんが、実際に使ってみると別の問題が生じました。

　斜めがけで使用していると、ベルトが徐々にずれて首に当たってしまいます。ベルトは硬めの素材でできているため、当たっている部分が痛く、赤くなってしまいました。

　夏は丸首やVネックのTシャツを着ることが多いので、襟付きの服でもベルトがずれると首に直接触れてしまいます。カバーなどを自分で付ければ対策は可能かもしれませんが、正直手間に感じてしまいます。

　そのため首元が出る衣装の場合は、自然と使用頻度が下がってしまうかもしれません。

　ただし、これからの季節は首元が覆われた服を着たり、マフラーやネックウォーマーなどの防寒グッズを着用することも多くなります。そのようなコーディネートであれば、首にベルトが直接当たることもなく、従来のショルダーバッグと同じように快適に使えそうです。

マチたっぷりの横長バッグ！　でも高さに注意

　太ベルトミニショルダーバッグのサイズは約14.5（高さ）×29（幅）×10（マチ）cm。横長デザインでマチも十分あるため、財布やハンカチに加え、容量600ml以上のペットボトルも問題なく収納できます。

　一方で高さはあまりないため、荷物を重ねて入れるのは少し難しい印象です。物を詰めすぎると、バッグ内には入っても、ファスナーが閉めにくくなることがあります。高さのあるものも収納しづらいため、横長バッグという点を踏まえ、入れるものを考慮して使う必要がありそうです。

物の出し入れがしやすい

　太ベルトミニショルダーバッグには、内ポケットが1つ備わっていますが、外側にはポケットがないため、基本的に持ち物はすべてメインポケットに収納することになります。そのため、バッグ内は少しごちゃつきやすい印象です。

　しかし開口部は大きく開く仕様で、横長デザインと相まって中身の確認がしやすく、取り出しもスムーズです。さらにマチが広めに設計されているため、荷物が重なりにくく、下の方にある物も探しやすいのが特徴です。

　マチの狭いバッグだと、下の方の荷物を探したり取り出すのが面倒になりがちですが、このバッグではその不便さが軽減されています。

　ショルダーベルトが首に当たるという注意点はあるものの、これからの季節は服装や防寒グッズでカバー可能です。またはっ水加工も施されているため、小雨や雪の日でも安心して使用できます。

　コンパクトでありながら必要な荷物はしっかり収納できるため、ちょっとしたお出かけに活躍するバッグと言えるでしょう。

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