シチズンは、「CITIZEN ATTESA(アテッサ)」誕生35周年記念第2弾として、新開発の「結晶チタニウム」を使用した限定モデルを7月7日に発売します。
発売を予定しているのは、ispace(アイスペース)の民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」とコラボレーションしたモデルです。2022年末頃に打ち上げ予定のランダー(月着陸船)の脚パーツに使用されている、シチズン独自の硬化技術「デュラテクトDLC」で処理した「スーパーチタニウム」をケースとバンドに使用。また、新開発の「結晶チタニウム」をベゼルとバンドの中駒に使用しています。「結晶チタニウム」とは、高温で熱処理、冷却し、表面に結晶パターンが出現したチタニウムを指します。月面を様々な角度で写し取ったかのような美しい表情が特徴です。
ブラックで統一されたデザインに、文字板にはチタニウムの結晶をイメージしたパターンを表現、裏ぶたにはランダーの分解図イメージをレイアウトしています。
機能面でも充実しています。ムーブメントには同社の「エコ・ドライブGPS衛星電波時計」の最上位ムーブメント「F950」を搭載。GPSで位置情報と時刻情報を取得し、時刻を自動で修正します。2つの都市時刻を同時に表示し、1ステップで入れ替えることができる「ダブルダイレクトフライト」機能や、「1/20秒クロノグラフ」機能なども搭載しています。世界限定1000本、希望小売価格は31万9000円(税込、以下同)を予定しています。
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