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【買って良かった】アシックスのゴアテックスランニングシューズで生活が変わった 防水シューズを普段履きするメリットを実感

ゴアテックスを採用したシューズなら、防水性の高さで雨の日でも便利そうです。今回は、アシックスのゴアテックスランニングシューズを実際に使ってみたのでレビューします。

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 平均すると3〜4日に1日は雨が降っているという日本。梅雨時などはほぼ毎日のように傘が必要になりますが、悩みどころの1つが靴ではないでしょうか。

 ゴアテックス(GORE-TEX)を採用したシューズなら、防水性の高さで雨の日でも便利そうです。そこで、アシックス(asics)のゴアテックスランニングシューズをこの1年ほど使ってみた実際の使用感をレビューします。

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ゴアテックスのランニングシューズを買って試してみました

小林 カサゴ

小林 カサゴ

Fav-Log編集部員としてアウトドアや家電、ガジェット、車などを担当。ITmediaで長くITトレンドやネットの話題、業界事情、ガジェットなどを取材する一方、学生時代の野宿旅行から各地でキャンプを楽しんできました。キャンプのポリシーは「シンプルに」。最近は三浦半島に通って海釣り(主にライトゲーム)を楽しんでます。ファイナンシャルプランナー(日本FP協会認定AFP)。思い出のキャンプ地は大雪山・旭岳のテント場。最愛のガジェットはJornada 690。好きな魚はカサゴとオオモンハタ。

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履きやすくて快適な防水シューズが欲しい

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ランニングシューズはアッパーにメッシュを採用しているのが一般的。写真はアシックス「TARTHER RP 3」(出典:Amazon

 筆者は普段履きにランニングシューズを愛用しています。ランニングやウォーキングをするからという理由もあるのですが、一般的なスニーカーと比べて軽くてクッション性が良いので、普通に歩いていても疲れにくく、履き心地もいいところが気に入っています。

 一般的にランニングシューズはアッパーにメッシュを採用しているので通気性は抜群なのですが、その分雨には弱いのがデメリットです。リモートワークで通勤は減りましたが、保育園の送り迎えや買い物など、雨の日でも出かける必要はあるので、足元の対策はどうしても必要です。レインブーツなども考えたのですが、もう少し歩きやすくて脱ぎ履きもしやすいシューズが欲しいと思っていました。

アシックスの「GT-1000」ゴアテックスモデルを購入

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購入した「GT-1000 11 GTX」。買ってから「ジャイアンツっぽい」と思いました

 筆者が購入したのはアシックスの「GT-1000 11 GTX」というゴアテックスランニングシューズです。普段からアシックスのランニングシューズを使っているので信頼しており、ゴアテックスによる防水性の高さに期待して選んでみました。

 GT-1000はランニングやジム、部活などで幅広く使える、ガチのランナー向けというよりは入門者やライフスタイル寄りのランニングシューズです。メッシュアッパーの通常モデルに加えて、ゴアテックスモデルもラインアップしています。

 筆者が購入した「11」は先代モデルで、現在はモデルチェンジして「12」になっています。現行ゴアテックスモデルの実売価格(税込)は約1万1000円〜です。

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アシックス GT-1000 12 GTX(ブラック/イルミネイトグリーン)(出典:Amazon

雨の日の履き心地は?

 履き心地や歩いた感覚は普通のランニングシューズと変わりません。本格的なランニングシューズと比べると少し硬い感じがあるのと、実測で片方約305gと軽い方ではありませんが、それでもランニングシューズらしくクッションが良く効いていて、自動的に前に進んで行くような軽快感があります。

 メッシュのアッパーに比べるとさすがに通気性は落ちますが、防水シューズであることを考えると十分なレベル。さすが透湿性に優れたゴアテックスです。

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さりげなく「GORE-TEX」を主張

 威力を発揮するのはやはり雨の日です。雨の中、水たまりをあえて避けずに歩いてみても靴内への水の浸入はゼロ。長靴のようなムレを感じることもなく、靴の中は快適なままです。都内に雪が降った日、積もった雪の上をしばらく歩き続けても全く問題ありませんでした。グリップも十分で、今のところ滑りそうになったことはありません。

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タンはほぼアッパーに縫い付けられているので水が浸入しないようになっています

 ちょっと驚いたのが、保温性も高いことです。筆者は海釣りが趣味で、真冬の夜釣りではワークマンの防寒ブーツ「ケベック」と登山用のウールソックスを使っています。試しにこのシューズを履いてみたところ、かなり長時間、足先が冷えずに済んだので驚きました。防風性のおかげで保温性も高いのがゴアテックスの強みですが、足元にも同様の恩恵が感じられました。

普段使いから遊びまで、もう“足放せない”

 “見た目も履き心地も普通のシューズだけど防水”ということのメリットは大きく、晴れの日も雨の日も同じシューズで過ごせるので、天気予報を見ながら靴選びに迷う必要がなくなりました。脱ぎ履きもしやすいので、雨の日に保育園の玄関であたふたしなくて済むのも助かっています。

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雪の日の保育園への徒歩往復から釣り、旅行、キャンプと、この一足でいろいろなところに行きました

 あえてこのGT-1000のゴアテックスモデルについて言えば、足幅が2Eサイズに限られていることが悩ましい点でしょうか。筆者の足は幅広気味の3Eで、アシックスのランニングシューズでは3Eモデルの26〜26.5を履きますが、このシューズでは27.0を選びました。普段履き中心なので多少のオーバーサイズは問題ないのですが、本格的にランニングなどをしたい方はきちんとフィッティングしたほうが良さそうです。

 総合的にみて、日常使いからキャンプなどのアウトドアレジャーまで、安心して使える防水シューズとしてすっかり手放せなく……というより“足放せなく”なりました。全天候OKの快適なシューズを探している方は検討してみてください。

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