サーバのIPアドレス設定にDHCPサービスによるIPアドレスの自動割り振りではなく、固定IPアドレスを割り当てている場合、変更する場合にはnetconfigコマンドで設定することが可能だ。しかし、次のように指定することで手動で書き換えることもできる。
IPアドレスの情報はifcfg-eth0(2つ目のポートでは、ifcfg-eth1)ファイルに設定されている。この内容は基本的にサーバ起動時に参照される(インターフェイス制御スクリプトの/sbin/ifdown、/sbin/ifupも参照する)。
# cat /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 DEVICE=eth0 ONBOOT=yes BOOTPROTO=static IPADDR=192.168.0.100 NETMASK=255.255.255.0 GATEWAY=192.168.0.1 |
サーバを再起動せずに動的に変更することも可能だ。これには、ifconfigコマンドを利用すればよい。ただし、ifconfigコマンドによる変更はサーバの再起動でクリアされるため、上記のファイル内容も変更しておく必要がある(以下は、eth0デバイスの場合)。
# ifconfig eth0 172.16.0.100 |
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