ITガバナンス新時代(3):
2002年、多くのSI会社が大企業からのIT投資凍結に悲鳴を上げた。一方、発注を抑えた大企業の方でも長引く不況の中で、コスト節減のための優先順位をマネジメントできない状況に追い込まれている。攻めのための投資ができない状況で、大企業の競争力は徐々に落ち込み始めている。IT面でのこの八方ふさがりを打破するためには、従来のITガバナンスからの脱皮が必須条件である。ではその新しいITガバナンスとは、いったいどのようなものであろうか。
鈴木 貴博(ネットイヤーグループ株式会社 取締役SIPS事業部長), @IT
ITガバナンス新時代(2):
2002年、多くのSIer(システムインテグレータ)が大企業からのIT投資凍結に悲鳴を上げた。長引く不況の中で、コスト節減のために優先順位の低いIT投資が対象になっただけではなく、本来必要なIT投資も凍結の対象となってしまっている。今回のように本来必要な投資にGOサインが出せない点に、実はいまのIT組織が抱える根深い組織上の問題が横たわっている。短期集中連載の第2回は、IT投資を発注する側の組織が抱える課題についてメスを入れていきたい。
鈴木 貴博(ネットイヤーグループ株式会社 取締役SIPS事業部長), @IT
ITガバナンス新時代(1):
2002年夏ごろから、多くのシステムサービス会社から悲鳴が聞こえるようになってきた。日本経済の泥沼の不況の中、システム投資の世界でも従来なかった規模での投資停止現象が始まったのだ。その根底には、従来のITガバナンスの抱える矛盾が存在する。今回は、短期集中連載の形で、これまでのITガバナンスの問題点と、来るべき新たなITガバナンス像を探っていきたい。
鈴木 貴博(ネットイヤーグループ株式会社 取締役SIPS事業部長), @IT