Webアクセス解析を提供するW3Counterが発表した3月31日現在のOSの利用シェアによると、この半年で最も成長したOSはLinux系OS だった。半年前の2007年9月にはLinux系OSのシェアは1.37%。2008年3月では2.02%となっている。母数が異なるので単純に比較はできないが、ポイントベースでは47%増えた格好だ。2007年5月時点では1.26%だった。
調査は約8200のWebサイトにアクセスした約2200万のユーザーがベース。2008年3月でのトップシェアはWindows XPで78.78%だった。依然として圧倒的なシェアを誇るが、XPとVistaを合計したWindows系OSのシェアは85.71%で、2007年9月時点の86.92%から約1ポイント強低下している。XPのシェア低下をVistaが補え切れていないようだ。
好調が伝えられるMac OS Xは4.91%で、2007年9月の3.75%から1ポイント強を増加させている。Linux系OSでは、人気を牽引するUbuntuが2007年10月に現行版の「7.10」をリリース。この4月に「8.04」を公開する予定で、さらに注目を集めそうだ。
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