グローバルコミュニケーションズは6月6日、同社が開発・販売する社内文書検索ソフトウェア「FileFinder」が日興コーディアル証券に採用されたと発表した。日興コーディアル証券は顧客向けに作成する提案資料の作成時間を短縮することを目的に、ファイルサーバ内の文書を横断検索できるFileFinderを活用するという。
FileFinderを導入することで日興コーディアル証券は拠点、部門に配置されているファイルサーバ内の文書を横断検索できるようになる。Webブラウザをクライアントとして利用でき、本文内のキーワード検索のほかに、ファイル名でも検索可能。検索結果に対してファイルサーバやフォルダ、文書形式、更新日時などで絞り込みをかけることができる。
対応する文書形式はPDFとMicrosoft Officeの各フォーマットのほか、一太郎、AutoCAD、HTML、テキストなど。検索エンジンには、グローバルコミュニケーションズが開発した「Jieks」を採用している。Jieksは全文検索機能とインメモリデータベースを組み合わせたエンジンで、高速なパフォーマンスが特徴。同社はJieksについて「0.3秒以内に確実に検索結果を表示することが可能」としている。
FileFinderはほかに住宅販売関連会社、大手システムインテグレータなどが採用しているという。
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