アドベントネットは7月15日、SaaS型ソフトウェアサービスの「Zoho」シリーズで、新たにビジネス向けオンライン請求処理サービス「Zoho Invoice」日本語版サービスの提供を開始した。請求書/見積書を月に最大5枚まで作成できる無料版のほか、25枚まで(800円)、150枚まで(2300円)など有料版を提供する。
今回のサービスは、これまでZohoシリーズとして展開してきたオフィススイートやデータベース、チャット、メール、Wikiなどに続いて15番目の日本語版サービスとなる。
Zoho Invoiceは見積書と請求書のオンライン作成や管理を行うサービス。顧客、製品、税金のデータを登録した後、テンプレートを選択するだけで請求書や見積書が作成できる。見積書や請求書はPDFファイルで出力することもできる。
オンライン管理としたことで、支払情報や支払期限といった情報を管理することができるほか、支払期限が過ぎたときに顧客へリマインダーメールを自動送信する機能や、登録した請求書データを利用して定期的な請求処理作業を自動化するといったことが可能。
ほかのZohoサービスとの連携も可能。顧客データは「Zoho CRM」から簡単にインポートできるほか、「Zoho Projects」で管理しているプロジェクトのタイムシートを利用して、請求書を作成することもできる。
このほかZoho Invoiceには、PayPal対応のオンラインクレジット決済機能や、100カ国以上の複数通貨をサポートする。
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