ヤフーとオーバーチュアは7月17日、クリック課金型広告の新方式「インタレストマッチ」」を今秋から提供すると発表した。ユーザーが閲覧中のWebページ内容やユーザーの興味・関心と、広告主からの出稿内容が合致する場合に広告を表示する。
新サービスでは、ユーザーが閲覧中のWebサイトの内容だけでなく、ユーザーの過去の閲覧履歴、都道府県など地域情報、性別・年代の絞り込み、配信スケジュールの時間ごとの指定など複数の要素を加味して広告を配信する。
これまでWebページの内容にマッチする広告はあったが、過去の閲覧履歴からユーザーの関心を推定する手法は「世界初」(オーバーチュア)だという。サービス開始時にはヤフーや大手主要サイトを対象にPC向けに展開し、約1カ月後にモバイルに対応する予定。インタレストマッチは日本発。ヤフーと、2007年9月に子会社化したコンテンツマッチ広告開発のブレイナーの技術、オーバーチュアの営業・運用ノウハウを使って開発した。
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