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【Top10】マイクロソフトの2009年を勝手に予想先週の人気記事ランキング

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 先週の@IT NewsInsightのアクセスランキングトップは電子メール送信、迷惑メール対策についての法改正の記事「『未承諾広告※』はもう使えない? Q&A集公開」だった。電子メールを使ったマーケティングキャンペーンはBtoB、BtoCとも欠かせない。改正された法律の情報収集を行う企業が多いようだ。

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 アクセスランキングではマイクロソフト関連の記事が3つ入った。「Windows 7」「Visual Studio 2010」と次期SQL Server「Kilimanjaro」(開発コード名)についてだ。いずれもマイクロソフトを支える基幹製品であり、業界の動向に大きな影響を与える。大きな注目を集めている。

 しかし、このような製品はいずれも2009年末、おそらくは2010年になって日本では投入されるようだ。つまり、マイクロソフトにとって2009年は大きな製品発表がない年ということだ。

 思えば、近年のマイクロソフトの製品投入攻勢はすごかった。2007年はWindows VistaとOffice 2007が一般向けに登場し、IT業界の話題をいい意味でも、悪い意味でもさらった。2007年後半からはWindows Server 2008とSQL Server 2008、Visual Studio 2008についての情報が小出しで伝えられるようになり、マイクロソフトは頻繁に記者向けの説明会を開いた。それが2008年夏まで続いた。

 2009年前半、マイクロソフトは「Windows Live」「Office Live」などサービスのアピールを行うだろう。同時にクラウド・コンピューティングのプラットフォームとして期待されている「Windows Azure」も徐々にメッセージを出していくだろう。スタッフもそろえたようだ。曖昧なところが多いといわれるWindows Azureだけに、どのくらいエンドユーザーを納得させられるメッセージがマイクロソフトから出てくるのが注目される。

 そして2009年後半からはWindows 7やKilimanjaroについての活動が本格化するのではないだろうか。Windows Azureの本格展開もあるだろう。マイクロソフトにとって2009年は仕込みの年であり、サービスやクラウドなど新しい取り組みを本格化させる年だ。

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