SRAは2月2日、オープンソースのSOA実行基盤の最新版「ASIMA 3.0」を公開した。ASIMAはWebサービス、メッセージバス、ビジネスプロセス実行機能などのSOA標準を実装したソフトウェアを組み合わせ、動作検証を行ったもの。ASIMA 3.0は、ApacheプロジェクトのGeronimo 2.0を採用しており、Java EE 5.0への適合性を強化しているという。
SRAはソフトウェアを無償で提供する一方、サポート・保守サービスを有償で行っている。サポートにはEclipse 3.3をベースにした開発環境「ASIMA IDE」の提供も含まれる。
SRAによれば、SOAによるシステム構築には保守性やシステムの柔軟性向上のメリットがある一方、実行基盤の構築コストがかさむ。初期コストを抑えることで、エンドユーザーがSOAのメリットを活用できるようASIMAを開発したという。
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