日本ヒューレット・パッカードは3月12日、顧客のSAPアプリケーションの運用効率化や内部統制強化を支援するコンサルティングサービスを開始すると発表した。
提供するコンサルティングサービスは2つ。1つはSAPが2008年に発表した新サポート体系「SAP Enterprise Support」のメリットを得るために必要となるアプリケーション管理基盤製品「SAP Solution Manager」の導入と設定を支援する「Rapid Solution Managerサービス」。独自のテンプレートを用意し、早く確実に導入できるようにする。基本設定とビジネスプロセス設定、サービスデスク基本設定、Java環境の診断などを含む。
もう1つはSAP Solution Managerをベースに、サービスデスク機能と変更依頼管理機能を導入する「運用管理導入サービス」。ITILに基づいたサービスデスク機能で、SAPアプリケーションと連携し、問い合わせ管理や問題対応を効率的に行えるようになるという。
価格はRapid Solution Managerサービスが98万円(税別)。運用管理導入サービスは価格未定。
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