日本オラクルは5月14日、Webアプリケーションサーバの「Oracle WebLogic Server」や仮想化技術の「Oracle VM」に対応した統合管理ソフトウェア「Oracle Enterprise Manager 10g Release 5」(以下、Release 5)を出荷開始したと発表した。
Release 5ではWebLogic Serverの複数のサーバドメインを管理可能。Enterprise JavaBeans(EJB)やJavaServer Pages(JSP)のパフォーマンス監視、WebLogic Server上のWebアプリケーションの検出と監視機能をサポートする。
仮想化技術のOracle VMにも対応し、Oracle VMがインストールされたサーバや仮想マシンの監視ができる。プロビジョニングやライブ・マイグレーションなど仮想マシンのライフサイクル管理を行う機能もある。
データベースでは「Oracle Database 11g」の新機能を新たにサポートした。パフォーマンスチューニングの自動化や、実行しているSQL文のパフォーマンス監視などを可能にした。テスト用にデータベースの機密データをマスキングする機能も強化。条件に従ったデータのマスキングと複合マスキングの機能を加えた。
価格は1プロセッサ当たり、38万400円(税込)から。Linux版、Windows版から出荷する。
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