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ウォームスタンバイ(うぉーむすたんばい)情報システム用語事典

warm standby

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 デュプレックス構成の1つ。主システムと同じ構成の予備システムを用意し、予備系は電源を入れてOSを起動した状態で待機する方式のこと。主系に障害が発生した場合、ネットワークの切り替えなどとともに業務アプリケーションなどのユーザープログラムを起動し、待機系に処理を移行することになる。ホットスタンバイコールドスタンバイの中間形といえる。

 ITILのITサービス継続性管理では、復旧オプションの1つである中間的復旧(24時間〜数日以内での復旧)に「ウォームスタンバイ」を含めている。

 また、データベースの分野では主系から待機系にログ情報を転送し、データベース内容を非同期にコピーする機能を「ウォームスタンバイ」という。

参考文献

▼『コンピュータシステム災害復旧の対策――ディザスターリカバリ対策の構築』 谷井成吉=著/ダイヤモンド社/2006年9月


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