日本コンピュウェアは3月2日、Webサイトパフォーマンスを競合他社と比較できるオンラインサービス「Gomez カスタムベンチマークツール」を発表した。
Gomez カスタムベンチマークツールは、コンピュウェアのWebサイトに自社WebサイトのURLと、比較したい他社サイトのURL(最大4つまで)を登録すると、それらのWebサイト表示にかかった時間の比較などを無料でできるサービス。
例えば、自社サイトと競合他社A、B、Cの3社を比較すると、「各サイトの表示にかかった時間の平均値、最高値、最低値」や「サイトが落ちていないかどうか」、それらの「推移情報」などについて、24時間以内と1週間後の測定結果がメールで送られてくる。また、自社サイトに関しては、自社サイトのどの部分にどれだけ時間がかかっているかを分析して表示する。
サイトパフォーマンスについては、NTTなどの主要バックボーンに設置したコンピュウェアの計測器から計測するので、インターネット経由の遅延を含まない純粋なサイトパフォーマンスを比較できる。
日本コンピュウェア 営業技術本部 統括部長 谷直樹氏は、「オンラインチケット販売サイトや証券会社など、Webサイトのパフォーマンスが非常に重視される業界において非常に重宝されるサービスだろう。また、サイト内のどの部分がボトルネックになっているかがすぐに分かるので改善に役立つほか、SLAがきちんと守られているかのチェックにも使える。さらに詳細な調査や比較が必要な場合には、当社のSaaS型サービス『Gomez adVantage』を活用してほしい」と説明した。
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