コードカバレッジの1つで、テスト対象となるプログラムコード内部のあり得るすべての制御パスのうち、テストを実施した割合を示す。コード内のすべての制御パスを少なくとも1回は実行するようにテストを設計する。
一般的な規模のソフトウェアでも“あり得る制御パス”は膨大な数になるため、その全数をテストし尽くすことを求める基準は現実的なものとはいえない。
参考文献
▼『ソフトウェア・テストの技法〈第2版〉』 グレンフォード・J・マイヤーズ、トム・バジェット、テッド・M・トーマス、コーリー・サンドラー=著/長尾真=監訳/松尾正信=訳/近代科学社/2006年7月(『The Art of Software Testing: 2nd ed』の邦訳)
関連記事
- 連載:キーワードでわかるシステム開発の流れ(9) −テストで重要なのは見極めること(@IT情報マネジメント)
- 連載:山浦恒央の“くみこみ”な話(13) − 開発するのに30分、テストするのに10万年(@IT MONOist)
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.