家庭にある端末機から電話回線を使って銀行のホストコンピュータに接続して、残高照会や口座振替などが行えるようにした銀行サービスのこと。
ホームバンキングは、1984年にキャプテン・システムの商用サービス開始によってスタートした。その後、専用端末、多機能電話・ファクシミリ、テレビゲーム機、パソコンを利用したサービスが登場している。利用可能な端末、提供される機能は銀行によって異なる。
ホームバンキングは基本的に1982年10月の第2次電気通信法改正を契機に始まった世代のサービスを指し、インターネットを利用した「インターネットバンキング」や携帯電話を用いたサービスとは区別される。
参考文献
▼『エレクトロバンキング』 金融財政事情研究会=編/金融財政事情研究会/1982年12月
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