まずは、Web of the Yearという企画を紹介していこう。
Web of the Yearは本誌が創刊された96年から毎年行われている恒例企画で、今回は第6回目となる。Yahoo! JAPAN上で一般ユーザーに投票していただき、その年のベストサイトを決めるというもので、毎年11月ごろに投票を受け付け、年末に結果発表を行っている。
新人賞、話題賞という2つの特別賞と、ニュース、スポーツ、ショッピングなど計13の各カテゴリ賞がある。ノミネートサイト数は全15部門に計335サイト。ユーザーがカテゴリごとにベストと思うサイトに投票し、最も得票数が多かったものが「総合大賞」に輝くという仕組みだ。なお、興味がないのでそのカテゴリのサイトを見ていない、という場合は「投票しない」を選択することで棄権することができる。
なお、ノミネートサイトは、編集部がネットレイティングス(視聴率データ提供)とYahoo! JAPANサーファーチームの協力を得て独自に選定した。また、2001年より新制度として、サイト運営者やユーザーが自薦・他薦できる「プレ登録」制度が試験的に導入された。本誌ホームページ上でのみの告知だったが数百サイトの推薦があり、この中から実際に数サイトがWeb of the Yearにノミネートされた。
では、今回投票してくれたユーザーのプロフィールを見るとともに、前回までのランキングを振り返ってみよう。過去の大賞もなかなか興味深い。
●性別 前回は男性65.1%、女性34.9%。女性の比率がやや増えた
●年齢 19歳以下は前回の9.1%から半減に近い減少。20歳台も39.6%から減少した。逆に前回12.9%だった40歳台が18.5%に伸び、30歳台(前回34.3%)、50歳以上(前回4.2%)が増加している