トラブルは自分で防ごう

　インターネットショッピングは実際の店舗でのショッピングと比べて、トラブルに遭遇しやすいという側面を持っている。たとえば入力ミスをはじめ、買い手側のミスや勘違いに起因するトラブルは、だれもが陥る可能性がある。納期の遅れや納品ミスなど、売り手が原因となるトラブルも多い。インターネットを使っていても、人と人とのやり取りである点は変わらないということだ。

ネットショッピング　よくあるトラブル
事前連絡なしに配達が遅れる	現在の状況がわからない
ユーザーが迅速な取引を求めていることに配慮しないショップもある。数週間、数か月納品が遅れるというケースもある	大手ショップでは当たり前のメールやウェッブでの受注確認や商品発送通知だが、これらの情報をユーザーが見られないショップもけっこう多い。
商品が届かない	型番や数量の間違い、操作ミス
詐欺事件はむしろ減少傾向にあるが、入荷予定が狂ったり、過剰な受注によって出荷作業が遅れたりと、さまざまな理由で引き起こされるトラブルだ。中にはショップが倒産した、というケースも	単純だが、最も身近なトラブルが入力や操作の間違い。ほんの1文字間違うだけで、注文内容が別物になってしまうので注意しよう。また、購入ボタンを何度も押すミスにも注意

　トラブルで目立つのは商品未着の問題。在庫がないのに注文を受けるショップがあるのだ。届いた商品が注文したものと違うというトラブルもある。手違いもあれば、偽ブランド品のように確信犯で行っている場合もある。また、こうしたトラブルに付随して、ショップと連絡が取れなくなるケースが多いことも知っておこう。一部の犯罪行為を除けば、ショップ側の意識の低さが原因になっていることが多い。すべてのショップが誠意を持っているとは限らないのだ。

インターネットショッピング活用ガイド！　1/8