3. リストされたスパイウェアを選択し、「このプロダクトの記述」ボタンを押すと、スパイウェアの詳細が表示される
4. 「問題個所を修復」ボタンを押すと、チェックボックスにチェックのあるスパイウェアが削除される
5. 次々と削除されていって、赤い「!」マークが緑色のチェックマークに変わっていく。すべての項目がチェックされれば一安心だ
6. Spybotは、すべての削除したスパイウェアを自動的にパックアップしておいてくれる。もし、動作が変になるなどして、元に戻したい場合は、左側のメニューの「Spybot-S&D」→「リカバリー」を選択する。元に戻したい項目のチェックボックスをチェックして、「チェックした項目を修復」ボタンを押す
SpybotとAd-awareの両方でスパイウェアのチェックをしてみた。同じシステム状態でスパイウェアをスキャンした結果を見ると、右記のようになった。発見した数としてはほぼ同じだが、スパイウェアのファイルの数ではAd-awareの方が多く、レジストリ内のスパイウェアの数ではSpybotの方が多い。
Spybotは、スパイウェアの定義ファイルを内部に持ち、それに合致したファイルやレジストリをスキャンでピックアップする。その点、Ad-awareの方は、スパイウェアのすべての定義ファイルを持っているのではなく、最小限の情報から効率的にスパイウェア関連のファイルやレジストリをすべて探し出すような仕組みになっている。
どちらがいいとは一概にいえない。Ad-awareの方が、関連している新しいファイルやレジストリなどもきちんと探し出してくれるので便利だと思う人もいるだろうし、Spybotの方が間違いがなく確実だと思う人もいるだろう。一番いいのは、両方を使って二重にチェックし、すべてのスパイウェアを削除することかもしれない。