ネットには、ぶっこぬきたいお宝データが山をなす。ネトラン者の手にかかれば落ちないデータはないが、それではハードディスク(以下HDD)の容量がいくらあっても足りないはず。貧弱なHDD容量のマシンはHDDの増設で強化するのが一番だ。
ショップには内蔵型から手軽に使える外付け型まで、さまざまなHDDが並んでいる。それらの種類を知って目的に合ったHDDを選びたい。まず、低価格の内蔵型はさまざまな容量から選べるが、増設できるパソコンはデスクトップタイプに限られる。
ノートパソコン、デスクトップパソコンを選ばずに使える外付け型は手軽だが、ケースやインタフェース基板が付くので同じ容量の内蔵型より約8000円から1万円高くなる。そのほかに持ち運びに便利なポータブルタイプやPCカードタイプのHDDもある。
ダウンロードデータを保存する方法は、700MバイトのCD-R、4.7Gバイトの記録型DVDなどがあるが、HDDのメリットは何といっても大容量ということ。例えば、80GバイトのHDDなら、1枚約4.7GバイトのDVDビデオデータ(VOBファイル)を約17枚分書き込める。DVDビデオのデータ容量にもよるが、30時間以上の動画を1台のHDDに保存できる計算だ。
自分用のデータ保存だけでなく、オフ交換会でのギガデータトレード用に使えば膨大な動画データを一気に交換できて快適だぞ。