パーミッションとは、簡単に言うと作業権限だ。ユーザーがファイルやフォルダに対して可能な作業を、閲覧権や削除権など個別に指定できる。パーミッション設定をユーザーごとに分けて、特定のファイルやフォルダを親しい仲間だけが閲覧できるようにすることも可能だ。
パーミッションをきちんと設定しないと、悪意を持ったユーザーにサーバをハッキングされたり、パソコンから情報が漏洩したりする危険性がある。またセキュリティ上は問題がなくても、例えばダウンロード専用のつもりで公開していた貴重なファイルを勝手に削除されることもあるだろう。
このようにパーミッションはFTPサーバ構築のカギとなるので、慎重に設定しよう。