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テレワーク対応! 無料で使える勤怠管理システム18選|メリット・デメリット、中小企業向けの選び方を分かりやすく解説

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ITセレクト編集部

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テレワークなどの多様な働き方が浸透してきた近年、勤怠管理業務はより煩雑になり、作業の負担も大きくなっています。Excelなどの表計算ソフトや、タイムカードでの勤怠管理に限界を感じている中小企業の担当者も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、特に「業務効率化」「コスト削減」「法令順守」という3つの視点に基づき、“無料”で始められる勤怠管理システムのおすすめ製品(全18製品/2025年3月時点)とともに、基礎機能とその効果、システム導入のポイントをじっくりと解説していきます。

機能で比較「勤怠管理システム」おすすめ製品一覧

 

この1ページで解決勤怠管理システムの主な機能、メリット/デメリット、選定ポイントは? おすすめ54製品をタイプ別に比較

勤怠管理システムを選ぶポイントは? おすすめ製品をタイプ別に比較

無料で勤怠管理を行う主な方法

勤怠管理とは、従業員ごとの出退勤時刻や残業時間などを正確に把握し、管理することを指します。勤怠管理システムやタイムカード/タイムレコーダーなどを活用して行うのが一般的です。ここでは、無料で勤怠管理を行う主な方法についてご紹介します。

オススメ無料の勤怠管理システムを利用する

無料で使える勤怠管理システムは、昨今主流であるクラウド型/SaaS型製品を例に大きく分けると以下の2つがあります。

  • 無料プランを用意し、特定の条件を満たせば月額利用料無料で使えるもの
  • 無料トライアル期間のあるもの

無料の勤怠管理システムで利用できる主な機能として、打刻機能、データの自動集計・出力などが挙げられます。

ICカード打刻機、PC、スマートフォンなどで従業員が入力した勤怠情報をシステムに取り込み、労働時間や残業時間、出勤日数を集計することで、従業員の勤怠状況の一元管理が可能になります。製品によっては、予実管理、有休・残業申請、給与計算システムとの連携が可能なツールもあります。

Excelで勤怠管理表を作る

Microsoft Excelの表計算ソフトウェアで勤怠管理表を作成することによって、無料で勤怠管理ができます。エクセルで作成する際は、関数やマクロを活用します。自社で勤怠管理表を作成しなくても、すでにマクロや関数が設定されているExcel用テンプレートを活用するのも手軽な方法です。しかし手作業の工程がまだ多いため記入ミス・転記ミスや属人化のリスクを解消しにくく、データの一元化や活用にやや制限があることで、確実性の向上と業務効率化に向けた課題は根深く残ります。

「Excelで実施する勤怠管理の仕方」についてはこちらの記事も参照ください。

参考勤怠管理をExcelで行う方法|「無料」で勤怠管理表を自作する手順とポイントを詳しく解説

△○グループウェアに付属する機能を活用する

スケジュールや業務の情報共有やコミュニケーションに活用できるグループウェアを導入している企業も多いでしょう。グループウェアに付属する機能を活用することでも、無料で勤怠管理ができる場合もあります。既に目的を満たす機能を備えたツールを活用しているのであれば、「すぐ」「大きな出費なく」対策できる手段となるでしょう。

グループウェア付属の勤怠管理機能では「出社」「外出」「戻り」「退社」などの一般的な打刻データを記録・集計できます。月、年ごとの就業実績集計や、CSVでデータをダウンロードできるものもあります。

×タイムカードから手作業で転記・集計する

タイムカード/タイムレコーダーから手作業で転記、集計する従来型方法は、基本無料で行える勤怠管理方法の1つです。ノートに勤怠管理表を書き、タイムカードから出退勤情報を転記し、労働時間や残業時間を集計します。

もっともこの方法は、手間と時間がかかる「旧来の方法」であるのはご存じの通りです。目に見えやすい月額利用料や開発費のようなコストこそ発生しませんが、タイムカードに記載された出勤時刻・退勤時刻を確認するだけでは残業や休日出勤などの時間外労働かの判断なども困難で、シフト表で計画されている所定労働時間や出勤日と照らし合わせながら手作業/目検で計算・集計を行う必要があること、また会社として従業員の労働日数や時間外労働などの労務状況を適切に把握できないことが問題です。

この業務に時間や手間が過度にかかれば人件費に響きますし、この作業に管理者やマネージャー、担当者が忙殺されることで売上機会、ビジネスチャンスを失う可能性もあります。転記ミスなどのヒューマンエラーが発生する可能性、不正打刻などの可能性、メンタルヘルス対策や労働関連法順守のような会社・従業員双方の労働環境を守るための対応がおそろかになる課題も根強く残ります。

人的エラー・時間・コストの増加、法令順守のリスク、効率的な自動化ツール/システムの普及を理由に、このようなアナログ方法から、デジタル型方法/勤怠管理システムなどへの早急な移行が勧められます。

勤怠管理システムを選ぶ際の3ステップ

勤怠管理システムの選定では大まかに分けて3つのステップがあります。それぞれ「業務課題の洗い出し」「無料システムで試験運用」「有料プランへのアップグレード判断基準」です。これらを順に解説します。

勤怠管理システムを選ぶ際の3ステップ

業務課題の洗い出し

まず始めに行うべきは、自社における業務課題の洗い出しです。具体的には、現状の勤怠管理で何が大変か、何時間の手間がかかっているか、法令違反のリスクがどの程度あるのか、などを見つけ出すことが重要です。これにより導入するシステムでどのような問題を解決すべきなのかが明確になります。具体的な実行方法は「要件定義の実施方法と考え方」もぜひ参照ください。

関連1分で分かる「要件定義」の実施方法と考え方

無料版(無料プラン/無料トライアル)システムで試験運用

次に、無料版の勤怠管理システムで試験運用してみましょう。無料版ならではのメリットを最大限に活用しながら、必要な機能の確認や操作感の把握を行います。無料プランでも、「出勤・退勤の打刻管理」「基本的なレポート作成」など、必要最低限の機能は揃っています。これらを活用し、システムが期待通りの効果をもたらすかどうかを確認しましょう。

おすすめIT製品の「無料版」は、なぜ無料なのか、どこまで無料で使えるのか

有料プランへのアップグレード判断基準

最後に無料プランの運用を通じて得られた使い勝手・情報を基に、有料プランへのアップグレードを検討します。以下の3つの観点が重要となります。

  • データ保存期間の不足解消:労働基準法により、勤怠データは5年間保存する義務があります。無料プランでは保存期間が短いものが多いため、この要件を満たすためには有料プランへの移行が必要となることがあります。
  • 従業員数の増加:無料プランにはユーザー数の制限があります。ユーザー数が増えた場合、即座に有料プランへ移行できるよう計画しておきましょう。
  • サポート体制の強化:無料プランでは、サポートがメールのみや、そもそも提供されないことがあります。勤怠管理システムの運用には、疑問点の解消やトラブル時の対応など、適切なサポートが必要となります。

無料の勤怠管理システムを選ぶポイント

エクセルやタイムカード/タイムレコーダーでの勤怠管理は手動作業が多くあるため、手間がかかったりミスが起こったりというリスクがあります。ミスはもちろん、不正防止をするためには、勤怠管理システムを導入するのがおすすめです。

ここでは、無料で始められる勤怠管理システムを選ぶ際のポイントについて解説します。

  • 利用可能なユーザー数(アカウント数)
  • 利用可能な機能の内容
  • データ保存期間
  • サポート内容と範囲
  • 広告表示の有無
  • 導入形態

利用可能なユーザー数(アカウント数)

まずは利用可能なユーザー数(アカウント数)を確認しましょう。ユーザー数は「従業員数」と考えて大丈夫です。一般的に、無料で勤怠システムを利用する場合はユーザー数に制限・上限がある傾向にあります。利用可能なユーザー数の上限はシステムにより異なり、数人から100人程度まで幅が広いため、現在の従業員数と照らし合わせて検討するとよいでしょう。

利用可能な機能の内容

有料プランと比較すると、多くの場合、無料プランは利用できる機能に制限があります。出勤・退勤の打刻機能などの基本機能は使えますが、そのほかの便利機能/自動化機能、他システムとの連携機能、レポート生成機能のような付随機能は有料プランで提供されるイメージです。

無料で利用できる機能の内容で自社の求める業務効率向上につながるか、の観点をじっくり確認しましょう。

データ保存期間

無料の勤怠管理システムでは、有料版と比べてデータの保存期間が短く、データを保存可能な容量も少なめとなる傾向にあります。出退勤時刻、休日出勤、欠勤の情報など、従業員の勤務状況をまとめた勤怠管理データは5年間(当面の間は3年間)保存する義務(労働基準法第109条)があります。勤怠管理システムのデータ保存期間(過去データの保存期間)は忘れずに確認しましょう。

無料版ではこれをカバーできないこともあります。自社の法令順守体制の強化を求めているのであれば、法令順守のための機能をふまえた別製品/有料版の検討が勧められます。

サポート内容と範囲

無料の勤怠管理システムは一般的に、サポート範囲が限られます。導入の際のサポート対応や、利用中の電話やメールでのサポートは有料となる、あるいはオプションとなる製品もあります。手厚いサポートには原則として料金が掛かると考えておくとよいでしょう。

無料プランでは、サポート範囲、制限を確認し、その上で使えそうかどうかを判断しましょう。不明点があれば遠慮なく製品のベンダーに問い合わせて回答を得るとよいでしょう。なお、無料プランではなく、「無料トライアル」を活用して「無料の範囲で試験的にスモールスタートして確認する」という考え方も有効です。

広告表示の有無

勤怠管理システムを無料で利用できる理由の1つとして、無料プランでは広告収入で運営費用を得ていることが挙げられます。

広告の有無はもちろん製品によって異なりますが、広告で無料プランを実現する製品は利用画面上に広告が表示されます。この場合、どこにどのように広告が表出されるのか、自社業務のうえでこれを許容できるか、業務に支障がないかどうかの確認は忘れず行いましょう。

これについては、上記と同様に「無料トライアル」を併用してみるのもよい方法です。無料トライアルは大抵の場合「有料版」を一定期間試用できるもので、有料版と無料版の違いを確かめられるでしょう。

導入形態

勤怠管理システムの導入形態には、「パッケージ型」「開発型」「クラウド型」の3種類が挙げられます。

  • パッケージ型:ソフトウェアを購入し、自社のサーバやシステム、業務PCで利用する形態
  • 独自開発型:自社に適したシステムを開発して利用する形態
  • クラウド型:提供されるシステムをインターネット経由で使用する形態

上記のうち、無料で始められるのはクラウド型/SaaS型です(パッケージ型も可能性はありますが、昨今はより条件が限られるのでここでは除外して考えましょう)。

参考おすすめ記事クラウドシステムとは? クラウド型製品・サービスの種類と仕組み、ビジネス成果・導入メリットを分かりやすく解説

使いやすさ

勤怠管理は日次で行うため、実際に勤怠管理業務を行う社員だけでなく、他の社員にとってもストレスなく使いやすいものを選ぶこともポイントです。勤務時間の設定や日々の打刻操作がわかりやすく、使いやすいかということも口コミや導入事例などを見て確認しましょう。

無料プランのある勤怠管理システム4選

先述のとおり、無料で利用できる勤怠管理システムには、「特定の条件を満たせば、期間を問わずに完全無料で使えるもの」と「無料トライアル期間があるもの」の2種類があります。

まずは無料プランのある勤怠管理システムのおすすめ5製品(製品名 abcあいうえお順/2024年7月時点)を紹介します。

Teasy

logo
  • 打刻だけで終わらない、毎日使い続けたくなるサービス&デザイン
  • 使うほど自然と残業が減っていく仕組みとQOLの向上
  • リモートワーク時代に対応し、ソロ勤怠からチーム勤怠へ

製品詳細を見る

ジョブカン勤怠管理

特徴 ジョブカン勤怠管理は、株式会社DONUTSが提供する、シリーズ累計導入実績20万社と、豊富な導入実績を誇るクラウド型勤怠管理システムです。無料プランで使えるユーザー数は10人までです。無料版と有料版の違いは、機能面では無料版は一部の印刷・データダウンロード機能の制限があることです。データ保存期間は30日間で、広告表示はありません。有料版の価格は、1機能につき月額料金220円(税込み)/人~となっており、月額最低利用料金として2200円(税込み)が設定されているため注意が必要です。

スマートフォンやPCでの打刻、ICカード、指静脈認証、LINE・Slack打刻など多彩な打刻手段がある点が特徴です。また有料版では、出勤管理、シフト管理、休暇・申請管理、工数管理(※単独利用不可)の機能を必要に応じて組み合わせて利用できるため、自社に適したプランで無駄なく使えます。

ベンダーのWebサイト https://jobcan.ne.jp/

スマレジ・タイムカード

logo
  • シンプルな画面設計で 誰でもカンタンに操作が可能
  • 勤怠管理から給与計算、帳簿管理まで サービス1つで従業員を一元管理
  • 面倒なシフト作成・管理が おどろくほどラクになる

製品詳細を見る

特徴 スマレジ・タイムカードは株式会社スマレジが提供している、クラウド型勤怠管理システムです。

無料で使えるユーザー数は30人と多めで、データの保存期間に制限もありません。ただ、無料版で利用できる機能は勤怠管理のみで、シフト管理や給与計算機能などを利用したい場合には、有料版の登録が必要です。無料版の利用でもメールやチャットサポートがあり、広告表示はありません。

有料版の価格は、利用ユーザー数が31人を超えた場合、月額料金1210円(税込み)/人~となっています。

PCやスマートフォン、タブレットでのWeb打刻はもちろん、iOSのスマホアプリにも対応しています。また、「出勤、退勤、休憩、復帰」など柔軟な打刻方法に加え、顔写真を撮影すれば顔認証も可能な点もおすすめポイントの一つです。

製品詳細ページ https://www.itmedia.co.jp/itselect/product/110/

ハーモス勤怠by IEYASU

特徴 ハーモス勤怠by IEYASUは、IEYASU株式会社が提供する、クラウド型勤怠管理システムです。

無料で使えるユーザー数は30人と多めで、データの保存期間も1年間と比較的長めに設定されています。有料版との違いは、機能面では有給休暇管理・届出申請機能が使用不可、有料版では常時可能なCSV出力が1時間に1度のみであることです。また、無料版ではメールでのサポートが不可で、広告表示があります。有料版の価格は、月額料金110円(税込み)/人~となっています。

利用者の画面は全てスマホに対応しており、iOS、Androidアプリもあり簡単な操作で使いやすい点が特徴です。また、API連携が可能なため、ハーモス勤怠で打刻した勤怠データを給与計算システムや人事労務ソフトなどと連携することで、業務効率化が実現します。

ベンダーのWebサイト https://hrmos.co/kintai/

 

【参考】月額無料プランのある勤怠管理システムの比較表

サービス名 利用人数制限 データ保存期間 広告表示 サポート内容 月額料金(有料プラン)
ジョブカン勤怠管理 10人 30日間 ✔️なし メール

電話

チャット

220円/人~
ハーモス勤怠by IEYASU ✔️30人 1年間 ❌あり 各種マニュアル

FAQ

✔️110円/人~
スマレジ・タイムカード ✔️30人 ✔️制限なし ✔️なし メール

チャット

FAQ

1210円/人~ 

 

 

無料トライアルを用意する勤怠管理システム10選

続いて、無料トライアルを用意するおすすめの勤怠管理システムを10製品(製品名 abcあいうえお順/2024年7月時点)ご紹介します。

e-就業OasiS

logo

e-就業OasiS

株式会社ニッポンダイナミックシステムズ

  • 導入前から導入後まで手厚いサポートで勤怠管理の運用を楽に
  • 『2種類の客観的記録』『日報自動報告機能』など多彩な機能でワンランク上の勤怠管理
  • PCログオン&ログオフ時刻情報との連携や顔認証での打刻など、豊富な打刻方法にも対応

製品詳細を見る

MOT勤怠管理

logo

MOT勤怠管理

株式会社バルテック

  • スマホと連携し、打刻漏れを着信で防止
  • 顔認証打刻で不正、なりすましを防止。正確な出退勤打刻
  • チャットで有休、残業など承認。管理者の手間を削減

製品詳細を見る

Teasy

logo
  • 打刻だけで終わらない、毎日使い続けたくなるサービス&デザイン
  • 使うほど自然と残業が減っていく仕組みとQOLの向上
  • リモートワーク時代に対応し、ソロ勤怠からチーム勤怠へ

製品詳細を見る

Kincone

特徴 Kinconeは、株式会社ソウルウェアが提供するクラウド型勤怠管理システムです。無料トライアル期間は最大2カ月と比較的長く、全ての機能の利用が可能です。

有料版の料金プランは、月額220円(税込み)/人〜です。出勤時と退勤時に交通系ICカードを端末にタッチするだけで交通費も同時に記録し、交通費精算機能も備えているのが特徴の一つです。また、サイボウズ社のkintoneや、コラボスタイル社のコラボフローとの連携も可能です。

ベンダーのWebサイト https://www.kincone.com/

笑顔レコーダー

logo
  • スタッフが笑顔になり"おもてなし力"アップ。笑顔判定、顔認証も可能
  • スタッフの出勤状況をリアルタイムに把握
  • 給与計算がラクに。不正打刻防止も

製品詳細を見る

勤労の獅子

logo

勤労の獅子

エス・エー・エス株式会社

3.2

11

  • 【安心サポート】導入から運用・保守まで親身にサポート
  • 【充実機能】オプション機能の組み合わせであらゆる業種・業態に対応
  • 【選べる打刻】運用にあわせて選べる様々な打刻方法を組み合わせ

製品詳細を見る

ジンジャー勤怠

logo

ジンジャー勤怠

jinjer株式会社

3.3

94

  • 法改正にしっかり対応
  • 誰でも使えるシンプルな画面
  • 安心サポートでラクラク導入

製品詳細を見る

スマレジ・タイムカード

logo
  • シンプルな画面設計で 誰でもカンタンに操作が可能
  • 勤怠管理から給与計算、帳簿管理まで サービス1つで従業員を一元管理
  • 面倒なシフト作成・管理が おどろくほどラクになる

製品詳細を見る

 

マネーフォワード クラウド勤怠

特徴 マネーフォワード クラウド勤怠は、株式会社マネーフォワードが提供するクラウド型勤怠管理システムです。無料トライアル期間は1カ月で、全ての機能を実際の操作画面で体験することが可能です。

有料版の料金プランは、小規模事業者向けのスモールビジネスプランが3278円/月(税込み・年額プランの場合)、中小企業向けのビジネスプランが5478円/月(税込み・年額プランの場合)〜となっています。

有料プランに申し込むことで、勤怠管理だけでなく会計業務や給与計算などの機能も利用できるのが特徴です。また、不正な打刻や残業時間が一定時間を超えた場合のアラート機能も搭載している点がおすすめポイントです。

ベンダーのWebサイト https://biz.moneyforward.com/attendance/

1人月額500円以内から使える勤怠管理システム9選

勤怠管理システムの多くは「有料プラン」であっても、利用するユーザー数=従業員数に応じた、比較的分かりやすい料金設定で提供されます。例えば、1人あたり月額300円の料金プランならば、従業員10人で月額3000円、50人で月額1万5000円。このくらいのランニングコストであればいかがでしょう。ここでは、1人月額500円以内の料金プランを用意する勤怠管理システムを9製品(製品名 abcあいうえお順/2024年7月時点)ご紹介します。

 freee勤怠管理Plus

logo

freee勤怠管理Plus

freee株式会社

3.2

6

  • 勤怠打刻・集計、各種申請・承認作業まで一元化
  • 誰でも使いこなせる操作性
  • システム連携で給与計算も自動化

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月300円~/人

MOT勤怠管理

logo

MOT勤怠管理

株式会社バルテック

  • スマホと連携し、打刻漏れを着信で防止
  • 顔認証打刻で不正、なりすましを防止。正確な出退勤打刻
  • チャットで有休、残業など承認。管理者の手間を削減

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月3980円/20人まで(1人換算199円)

Teasy

logo
  • 打刻だけで終わらない、毎日使い続けたくなるサービス&デザイン
  • 使うほど自然と残業が減っていく仕組みとQOLの向上
  • リモートワーク時代に対応し、ソロ勤怠からチーム勤怠へ

製品詳細を見る

月300円~/人

笑顔レコーダー

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  • スタッフが笑顔になり"おもてなし力"アップ。笑顔判定、顔認証も可能
  • スタッフの出勤状況をリアルタイムに把握
  • 給与計算がラクに。不正打刻防止も

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月250円~/人

勤怠管理ダービー

logo

勤怠管理ダービー

株式会社ユーコム

  • 専用デバイス不要 『Windowsパソコン』が『打刻機』に
  • 『クラウド型』でありながら 『カスタマイズ可能』
  • 『給与計算ダービー』との連携で給与計算まで『全てブラウザで完結』

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月500円~/人

勤労の獅子

logo

勤労の獅子

エス・エー・エス株式会社

3.2

11

  • 【安心サポート】導入から運用・保守まで親身にサポート
  • 【充実機能】オプション機能の組み合わせであらゆる業種・業態に対応
  • 【選べる打刻】運用にあわせて選べる様々な打刻方法を組み合わせ

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月150円~/人

ジンジャー勤怠

logo

ジンジャー勤怠

jinjer株式会社

3.3

94

  • 法改正にしっかり対応
  • 誰でも使えるシンプルな画面
  • 安心サポートでラクラク導入

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月400円~/人

チムスピ勤怠

logo
  • 従業員1000名規模の企業も利用可能なハイエンドモデルの勤怠システムを安価に
  • クラウド勤怠として10年以上の実績から、あらゆる規模と業種での豊富な対応実績
  • グロース市場上場企業の23%が利用する、厳しい審査レベルに対応した勤怠システム

製品詳細を見る

月400円~/人

レコル

logo

レコル

中央システム株式会社

4.4

70

  • 業界最安の価格帯!月額1人100円のみで初期費用等は一切不要
  • 有休管理・申請承認・法令遵守チェックなど充実した機能
  • メールサポート・電話サポートも無料

製品詳細を見る

月100円~/人

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無料で使える勤怠管理システムのメリット・デメリット

無料で利用できる勤怠システムを導入することによって得られるメリットは数多くあります。しかしその一方でデメリットもあるため、しっかりと把握したうえで利用することが重要です。

ここでは、無料で使える勤怠管理システムのメリットとデメリットについてご紹介します。

無料で使える勤怠管理システムの主なメリット

無料で使える勤怠管理システムはまず、月額利用料がかからないため、コストを抑えることができます。特にスタートアップや中小企業にとって、予算を抑えつつも基本的なデジタルでの勤怠管理を実現できることが大きな利点です。

次に、クラウド型/SaaS型であればシステムの導入と運用も比較的簡単で、多くは専門知識がなくても始めやすいよう工夫して設計されています。無料プランでも基本的な機能は備わっており、出勤・退勤の記録や基本的なレポート作成などは可能です。また、無料プランを利用することで「システムの使い勝手をさっと実際に試す」こともでき、将来的に有料プランへのアップグレードを検討する際の判断材料にできます。

クラウド型/SaaS型の勤怠管理システムであれば、インターネット接続と適当なデバイスがあればどこからでもアクセスできることも利点です。リモートワークや複数拠点での利用にも柔軟に対応できます。

無料で使える勤怠管理システムのデメリット/主な注意点

無料プランの勤怠管理システムはまず、機能が制限されていることが多く、基本的な勤怠管理機能しか使えないことが挙げられます。例えば、高度なレポート機能やカスタマイズオプションなどはなく、サポート体制も不十分なことが多いです。無料プランでは、顧客サポートがない、あるいはメール対応のみで、即時対応してもらえる電話サポートやマンツーマンサポートは利用できないことがあります。

また、システムのアップデートやメンテナンスの頻度なども有料プランに比べて低いことがあり、セキュリティリスクが高まる可能性があります。無料プランでは広告が表示されたり、データの保存期間が短かったりすることもあります。

そして最後に、「ユーザー数が範囲を超えた」「急に無料プランの提供が終了する」など将来的に有料プランへの移行を強制される可能性もあるため、「無料」だけにとらわれない長期的な視野での計画が求められます。これらのデメリットを踏まえ、自社のニーズに合ったシステムを選定することが重要です。

無料の勤怠管理システムは「自社の目的・成果」の理解から 有料版も含めて検討を

無料勤怠管理システムは、「特定の条件を満たせば、期間を問わずに完全無料で使えるもの」「無料トライアル期間のあるもの」に分けられます。それぞれ機能などにおいて制限があるケースが多いため、サービスの詳細を把握し、自社が求める条件に適したシステムを選定できるよう「無料版」は有効に活用していきましょう。また「有料版」も比較的低価格で導入できる製品があるので、「早期にDX化したい」「よりビジネス成果を求める」ならばこちらも含めて検討することをお勧めします。

もし「自社に合うIT製品・サービスが分からない」「どう探せばよいのか分からない」とお困りでしたら、あるいは「おすすめ製品・ベンダーを紹介してほしい」「詳しい人に相談したい」のような希望がありましたら、適切なIT製品・サービス選定に詳しいIT専門スタッフに聞ける・相談できるITセレクトのコンシェルジュ相談サービスをぜひご利用ください。(無料です!)

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