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MS、無線LAN機器から撤退

» 2004年05月12日 08時59分 公開
[IDG Japan]
IDG

 Microsoftが無線LAN製品から撤退する方針を決定、802.11対応製品シリーズを打ち切ると表明した。

 「Microsoftはこの分野でのプレゼンスを縮小する。ただ、ブロードバンドネットワーキングルータとネットワークインタフェースカードは北米のみで販売されているため、今回の動きが英国とEUの市場に影響を与えることはない」。英国のMicrosoft広報担当者はこう話している。

 この担当者は、無線LAN製品の分野から撤退する理由についてはコメントを避けた。

 Microsoftは現在在庫として残っている無線LAN製品を引き続き販売、2年間の保証期間を通じて既存製品のサポートも継続する。ただ、広報担当者によればそれ以降のサポートは提供しない方針。

 同社は2002年に無線LAN市場に参入。Broadband Networking Wireless KitやWireless-G製品シリーズなどはコンシューマーの評判やレビューなどでも概ね好評だった。

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