通信チップメーカーの米Broadcomは6月29日、ノートPC、PDA、家電向けの新しい802.11g対応チップ「BCM4318」を発表した。
2.4GHzのラジオ、802.11a/gベースバンドプロセッサ、Medium Access Controller(MAC)などのコンポーネントを1つのチップにまとめた。従来のWi-Fiモジュールと比べサイズを72%縮小、無線LAN機器に必要なコンポーネントの数を45%減らしたという。無線LAN機器のサイズ、製造コスト、電力消費量を減らすチップだとしている。
また、最近承認されたばかりの無線LANセキュリティ規格802.11iも組み込んでいる(関連記事参照)。
Broadcomは、戦略的パートナー向けにBCM4318をサンプル出荷中。
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