ゴメスは、「2004年夏期オンラインショッピングサイトランキング」を発表した。このランキングは、「サイト運営企業が決済システムを所有している」「一般ユーザーの利用に会費が不要」など同社独自のノミネート条件に該当する14サイトを、「機能性と使いやすさ」「情報量とコンテンツ」「安定性と信頼感」「サービスのきめこまかさ」の4カテゴリから中立的な立場で評価したもの。
同社では、ランキングを提供することで、消費者が多くのショッピングサイトで提供されるサービスを一目で比較検討できるようになり、情報収集がより効果的に行えるとしている。
今回の結果は以下の通り。
順位 | サイト |
---|---|
1位 | 楽天市場 |
2位 | Amazon.co.jp |
3位 | Yahoo!ショッピング |
4位 | ベルメゾンネット |
5位 | セシール |
6位 | セブンドリーム・ドットコム |
7位 | Nissen On-line |
8位 | gooショッピング |
9位 | ディノス オンラインショップ |
10位 | キュリオシティ |
1位の「楽天市場」は、通常のショッピング、中古品、オークション、共同購入など複数のサービスにまたがって検索できる点や、旅行から不動産まで多岐にわたる豊富な商品数、利用に応じて付与されるポイントなどのサービスが評価された。なお、複数の店舗での商品購入する場合、カート上の表示される金額が店舗ごとの合計のため、複数の店舗をあわせた金額の表示が今後望まれる、としている。
2位の「Amazon.co.jp」は、どのページからでも各カテゴリのトップページにダイレクト移動できる使いやすいインタフェース、どのページにも一つ前に戻るリンクが設置されているなど操作性の高さが評価されている。短所としては、会員登録時の利用規約承認のステップがないこと、サイト上で退会できない点を挙げている。
3位の「Yahoo!ショッピング」は、各店舗を支払方法や送料でリストアップできるなど他のショッピングモールで余り見かけない機能があること、新規出店店舗一覧や店舗紹介のコンテンツなどがある点が評価しているが、クレジットカード情報の登録ができない、ポイント制度がない、といった点をマイナス要因とみている。
なお、ランキングには、6月25日時点でのサービス内容を分析して反映させている。
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