ブラザー工業は1月20日、PCに接続可能な家庭用ミシンおよび刺しゅうデータ作成ソフト、キャラ刺しゅうデータダウンロードサービスなどのソーイング複合ソリューションを発表した。1月20日より順次発売予定となっている。
ラインアップは、PCとUSB接続に対応することにより、刺しゅうデータを直接読み込んで縫い込むことができるソーイングステーション「Innovis D300」(価格36万5400円、1月21日発売)、PC上のデータをInnovis D300など用のデータへ変換可能とするソフト「刺しゅうPRO Ver.6」(オープンプライス、1月21日発売)など。
同時に、本日20日より同社開発の刺しゅうデータコピー防止技術を用い、刺しゅうデータのダウンロード販売サイト「ハートステッチズ」の展開を開始した。
Innovis D300は、USBポートを搭載し、PCとの接続が行える高機能ミシン。同社サイトなどから刺しゅうデータをダウンロードし、気軽に高精度な刺しゅう生成が行えるのが特徴となっている。ほか、ディズニーキャラクターの刺しゅう模様192種類、ワンポイント模様60種類、花柄12種類、枠模様120模様、文字などのデータが内蔵される。
刺しゅうPRO Ver.6は、イラストや絵、写真などの素材を色や縫い方を好みで変えながら、Innovis D300などで利用可能な刺しゅうデータを生成、変換するソフト。写真データなども、糸を重ねて組み込むような仕組みで刺しゅうデータ化し、油絵のような温かみのある表現の作品を生成することができるという。
読み込み可能ファイル形式は、bmp、pcd、fpx、tif、jpg、pcx、wmf、png、eps、j2k、対応OSはWindows 98/Me/2000 Professional/XP。ソフトCD-ROMのほか、刺しゅうデータを記録するオリジナルカードとUSB接続タイプの専用リーダーライターが付属する。
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