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愛知万博へ行った人の7割以上が「楽しかった」

» 2005年04月21日 18時52分 公開
[ITmedia]

 マクロミルは4月21日、「愛知万博について」の調査結果を発表した。調査は、名古屋・大阪・東京に在住の20〜59才の男女を対象に、4月12日〜19日の期間で実施。有効回答数は2万2467人。

 これによると、回答者のうち、実際に愛知万博を訪れたのは1171人で、全体の5.2%だった。内訳は、愛知が843人、大阪が201人、東京が127人。

 愛知万博へ行った人に満足度をたずねたところ、24.0%が「楽しかった」、51.2%が「やや楽しかった」と答え、全体の7割以上が肯定的であることがわかった。場所別で見ると、愛知がもっとも満足度が高く、次いで、東京、大阪の順。

 楽しかった理由(複数回答方式)のトップ3は、「グローバル・コモン(外国パビリオン)がよかった」(49.4%)、「企業パビリオンがよかった」(48.0%)、「リニモに乗れた」(47.0%)。

 楽しかったパビリオンは、「トヨタグループ館」が26.0%でトップとなった。次いで、「ワンダーサーカス 電力館」(20.6%)、「日立グループ館」(18.5%)、「三菱未来館@earthもしも月がなかったら」(16.5%)、「グローバル・ハウス」(16.3%)などが並ぶ。

 また、楽しかった外国パビリオンの国名を自由回答で質問したところ、イタリア、ドイツ、韓国、アメリカの人気が高かったという。

 愛知万博で改善して欲しい点については、半数以上の人が「待ち時間の長さを改善してほしい」(71.0%)、「待ち時間の間にも楽しめる工夫をしてほしい」(62.3%)、「飲食物の価格を手頃にしてほしい」(56.7%)、「インターネットによる事前予約方法の改善」(56.4%)を挙げた。

 まだ愛知万博を訪れていない人に、来場意向をたずねたところ、30.9%が「ぜひ行きたい」、38.4%が「時間があれば行きたい」と、7割近くが肯定的だった。特に、地元である愛知県在住者は53.1%が「ぜひ行きたい」と回答した。

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