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“使い切り”デジタルビデオカメラが登場

» 2005年06月07日 16時59分 公開
[ITmedia]

 デジタル写真・画像処理大手の米CVS/pharmacyは6月6日、世界初の使い切りデジタルビデオカメラ「CVS One-Time-Use Video Camcorder」を発表した。

 これはイメージング技術を手がけるPure Digital Technologiesのプラットフォームを基盤に開発されたもので、結婚式や旅行などの思い出を記録する完ぺきな選択肢だと同社は発表文で述べている。

 このカメラはポケットサイズで重さは5オンス(約140グラム)以下。合計20分まで、好きな数だけビデオクリップを記録できる。1.4インチカラー画面で撮影したビデオをすぐに再生でき、不要な映像をボタン1つで削除できる。

 撮影が終わったらビデオカメラを地域のCVS/pharmacyの店舗に持って行くと、その日のうちに撮った映像が入ったDVDを受け取れる。

 できあがったDVDはDVDプレーヤーおよびDVDドライブ付きコンピュータで再生できる。市販のDVDと同様にメインメニューがあり、個々の場面にタイトルが付いているため、撮影したホームビデオの各場面を簡単に見つけられるという。またPure DigitalのSmartShare技術を使って、撮ったビデオを簡単に友人と共有することもできる。

 CVS One-Time-Use Video Camcorderは全米のCVS/pharmacyの店舗1400店で限定販売されており、6月26日には4500店で購入できるようになる。ビデオカメラの価格は29ドル99セントで、DVD作成には12ドル99セントかかる。

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