オーディオテクニカは6月2日、テレビの音を手元で聞けるワイヤレススピーカーシステム「AT-SP767TV」を発表した。ホワイトとブラックの2色を6月20日に発売する予定で、価格はオープンプライス。店頭では1万7000円前後になる見込みだ。
“しっかり聞けるを日常に。”をコンセプトに暮らしの中にあふれるさまざまな音の問題を解決する製品を取りそろえた「SOUND ASSIST」シリーズの新製品。シルバー層でも迷うことのない、極めてシンプルな操作に加え、テレビからの音声信号に連動して本体の電源が切れる機能を追加。水回りでも使えるIPX2相当の防滴機能も特徴だ。
テレビの音が離れた場所でもしっかり聞ける「はっきり音」は、DTSが開発したSRS Dialog Clarity技術を採用した機能だ。人の声の周波数帯域を強調することにより、オーディオやサウンド再生音の中でセリフを明瞭(めいりょう)に聞こえるという。今回は、さらに2段階の調整が可能になった。
スピーカーユニットは52ミリ径のステレオ構成で、スピーカー自体の性能も向上させているという。通信は2.4GHz帯RF方式を採用し、通信距離は送信機から約30メートル。本体にはニッケル水素バッテリーを内蔵し、約15時間の連続使用が可能になっている。また3.5ミリステレオミニの音声出力を備えているため、イヤフォンで聴いたり、ほかのステレオセットに接続するといった使い方も可能だ。
本体サイズは180(幅)×36(高さ)×77(奥行き)ミリ。重量は約150グラム。3.5ミリステレオミニジャック-RCAピンプラグの変換コード(10センチ)、送信機用ACアダプターなどが付属する。
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