キングジムは11月7日、ラベルライター「テプラ」シリーズの女性向け新モデル「PRO SR-GL2」を24日に発売すると発表した。価格は1万2000円(税別)。ガーリーテプラシリーズとして、約4年ぶりの新モデルとなる。
モロッコ調のエンボス加工を施した縫製カバーを採用し、コスメポーチのようにファスナーを開いて使う女性らしいデザインが特徴。新機能として、「月」「日」「曜日」と「デザイン枠」を組み合わせておしゃれな日付シールを印刷できる機能と、持ち物などに付けるタグを印刷できる「お名前タグ」印刷機能、iPhone内のデータとひも付ける二次元コードを印刷する「ピッとコード」印刷機能などを搭載する。「ピッとコード」は、印刷した二次元コードに後からデータをひも付けられるのが特徴で、出力したコードを専用アプリ(iOS)で読み取ると、端末内でひも付けたデータを呼び出せる。
フォントや絵文字、フレームには新デザインを追加。1種類だった漢字フォントは3種類に増え、人気のフォント「てがき」が漢字対応した。
本体サイズは約180(幅)×117(奥行)×62(高さ)ミリ、重量は約510グラム(本体のみ)。
不思議だったのは、サテン地やシール地などいろいろな素材に印刷できること。仕組みを聞けば、実機に入るカートリッジは1つのみで、そのテープとインクがセットになったカートリッジをまるっと取り換えるのだという。
会場で実機を触わってみると、外はふわふわとした素材で思わず中の機器を取り出して使いたくなるほど。漢字で「てがき」フォントを試してみると、柔らかな字体でキレイに印刷されたシールがちょっと意外なところから出てきた。
テプラは1988年に登場。PCやプリンタが普及していなかった当時、キングファイルの背見出しをきれいに見せたいという用途が始まりだったが、13年2月に初めてフォントや外観を重視した女性ターゲットの“ガーリー「テプラ」”が発売された。
(太田智美)
小学3年生より国立音楽大学附属小学校に編入。小・中・高とピアノを専攻し、大学では音楽学と音楽教育(教員免許取得)を専攻し卒業。その後、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科に入学。人と人とのコミュニケーションで発生するイベントに対して偶然性の音楽を生成するアルゴリズム「おところりん」を生み出し修了した。
大学院を修了後、2011年にアイティメディアに入社。営業配属を経て、2012年より@IT統括部に所属し、技術者コミュニティ支援やイベント運営・記事執筆などに携わり、2014年4月から2016年3月までねとらぼ編集部に所属。2016年4月よりITmedia ニュースに配属。プライベートでは2014年11月から、ロボット「Pepper」と生活を共にし、ロボットパートナーとして活動している。2016年4月21日にヒトとロボットの音楽ユニット「mirai capsule」を結成。
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