松下電器産業は1月22日、フラットパネルTV「VIERA」シリーズの新製品として、20V型の「TH-20LA20」を2月20日に発売すると発表した。オープン価格で、 松下電器産業は1月22日、フラットパネルTV「VIERA」シリーズの新製品として、20V型の「TH-20LA20」を2月20日に発売すると発表した。オープン価格で、実売予想価格は14万円前後。
新開発の「LCD PEAKSドライバー」に搭載した「オーバードライブ技術」と「アドバンスト液晶AI」により、くっきりとハイコントラストな映像を再現できるという。
オーバードライブは、応答速度を高めて液晶特有の残像感を低減する技術。応答速度を16ミリ秒と業界最高水準にまで高めたとしている。
アドバンスト液晶AIとして、映像の明るさを自動的に判別してバックライトの輝度を制御する「シーン適応型バックライト制御」機能と、映像成分が多い部分を自動で判断して多くの階調を割り当てる「シーン適応型コントラスト・ガンマ補正」機能を備えた。
表示解像度は640×480ピクセル。輝度500カンデラ/平方メートル、コントラスト比700:1のパネルを採用した。アドバンスと液晶AIをONにするとコントラスト比は最大1540:1に高まる。視野角は水平・垂直ともに170度。
内蔵型の電源を採用して設置しやすくした。上部にハンドルを備え、持ち運びにも配慮している。
D2入力端子を備え、525pのプログレッシブ映像も楽しめる。S映像、コンポジット、アナログ音声入力端子も装備した。
サイズは49.8(幅)×50.6(高さ)×26(奥行き)センチで、重さは約7.6キロ。
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松下電器産業が、フラットパネルTVの新シリーズ「VIERA」を発表。メインとなる50V/42V/37V型プラズマTV「PX20シリーズ」と、32V/26V/22V型液晶TV「LX20シリーズ」には、同社の高画質化技術を結集した新システム「PEAKS」を搭載した。
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