アイ・オー、「Avel LinkPlayer」を値下げ

アイ・オー・データ機器がDVDドライブ搭載のネットワークメディアプレーヤー「Avel LinkPlayer」（AVLP1/DVD）を値下げ。ファームウェアとサーバソフトの更新により、「iTunes」対応などの機能も付加している。

[ITmedia]

　アイ・オー・データ機器は3月1日、DVDドライブ搭載のネットワークメディアプレーヤー「Avel LinkPlayer」（AVLP1/DVD）の値下げを発表した。新価格は2万7500円（従来は2万9800円）。

　また、2月26日には新しいファームウェアをリリースしており、2月13日のサーバソフト更新（Windows版）とあわせ、いくつかの機能が追加されている。同社では、次期出荷分からファームウェアとサーバソフトを変更した製品に切り替わる予定だとしている。

値下げされた「Avel LinkPlayer」。3月1日より店頭在庫分も価格変更している

　新ファームウェアのバージョンは「04-47-040206-01-IOD-108-000」。変更点は下記の通り。

• D4端子より480iまたは480pで出力している場合に、一部のDVDビデオディスクで再生映像のアスペクト比が異なる問題を修正
• ネットワーク接続がない環境で起動時間を短縮
• ビデオCDのサーチをトラック番号ではなく、プレイバックコントロールのメニュー画面でサーチできるようにした

　一方、Windows用サーバソフトはバージョン「1.01」。メディアデータの更新を自動実行するようになったほか、アップルの「iTunes」が管理している楽曲ファイルを使用可能にしている。主な変更点は下記の通り。

• 一部の文字がファイルに含まれている場合に再生できない問題を修正
• Windowsのアカウント名称の付け方によってフォトの表示がされない問題を修正
• アドミニストレータ以外のユーザ権限で動作しない問題を修正
• メディアデータの更新を自動で行うようになった
• iTunesが管理しているファイルを扱えるようになった