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ウイルス対策ソフトベンダー各社が「Netsky.P」を警告

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RBB Today

 ウイルス対策ソフトベンダー各社は、「Netsky.P」の感染が拡大しているとして警告した。シマンテックは「W32.Netsky.P@mm」として危険度3、トレンドマイクロは「WORM_NETSKY.P」として危険度“中”と報告している。

 Netsky.PはInternet Explorerの脆弱性を利用しており、メールに添付されたウイルス本体を勝手に実行させる点がオリジナルやほかの亜種とは異なる。なお、この脆弱性は2001年3月に発見されたもので(「不適切なMIMEヘッダーが原因でInternet Explorer が電子メールの添付ファイルを実行する」MS01-020)、すでにパッチが配布されている。なお、影響を受けるのはInternet Explorer 5.01または5.5になるほか、Windows XPにおいてはすでにこの脆弱性は修正されている。

 ほか、ファイル共有/交換ソフトのフォルダーや独自のSMTPサーバを用いてメールを介して感染を広げるなどの点は、オリジナルやほかの亜種と同様だ。

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