国際ゲーム開発者協会東京支部(IGDA東京)は、テーマを絞ったグループ組織として「ゲームテクノロジー研究会(SIG-GT)」を発足、活動を開始した。
SIG-GTのコアメンバーは、白井暁彦氏(NHK-ES)、馬場哲治氏(ナムコ)、松原健二氏(コーエー)。ゲーム開発者と大学研究者によって構成されるこのSIG-GTでは、ゲーム分野を発展させるための基盤技術や新しいコンピュータ技術についてのチュートリアルや技術紹介、議論の場として活動を行っていく。
活動としては、以下のような内容について月に1度、2時間程度の研究会を開催する予定。
- ゲームに応用可能な基礎技術に関するチュートリアル(UMLなど)
- 最新技術動向の紹介とフリーディスカッション(物理エンジンなど)
- 新しい基盤技術に関する議論(3Dエンジン、ネットワークなど)
このSIG-GTの第1回研究会が、4月10日に都内で開催される。
■IGDA日本 ゲームテクノロジー研究会 第1回 研究会
日時:2004年1月10日(土) 13:00〜16:00
場所:財団法人デジタルコンテンツ協会(DCAj)会議室
参加費:500円(当日支払い)
定員:40名
内容:
- 講演「ゲームと実時間物理シミュレーション技術」
長谷川晶一氏(東京工業大学)
- 講演「ゲーム開発業の未来を支える産学連携」
白井暁彦氏(NHK-ES)
- ディスカッション
申し込みは電子メールで、具体的な内容についてはIGDA東京の公式サイトを確認していただきたい。
なお、IGDA東京は2004年4月1日よりIGDA日本に名称を変更する。
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