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沖電気、H.264リアルタイムソフトコーデックを開発
沖電気が、MPEG-AVC/H.264形式で、動画をリアルタイムに圧縮伸張可能なソフトウェアコーデックを業界で初めて開発した。
沖電気工業は4月26日、MPEG-4の1種「MPEG-AVC/H.264」形式で、動画をリアルタイムに圧縮伸張可能なソフトウェアコーデックを業界で初めて開発したと発表した。
現行のTV放送と同等の720×480ピクセル(480i)の動画をリアルタイムに圧縮伸張できる。ハードウェアベースのコーデックと違い、柔軟なカスタマイズが可能なのが特徴。
同社の映像配信プラットフォーム「OKI MediaServer」に順次組み込んで提供する予定だとしている。
H.264は、圧縮率がMPEG-2の2−3倍、MPEG-4の1.5−2倍と高圧縮が特徴だが、MPEG-2の数十倍のデータ処理が必要なため、リアルタイムの圧縮・復元は困難とされてきた。
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