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「Winny」でファイル発信元を特定可能に ネットエージェント

IPごとのキャッシュファイルのリストなどを取得でき、違法ファイルの所持者を特定しやすいシステムを開発した。特定機関に販売する予定。

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 ネットエージェントは5月13日、P2Pファイル共有ソフト「Winny」で、ファイルの発信元を特定できる検知システムを開発したと発表した。違法ユーザーの抽出が可能になるとしている。


ファイルの発信元特定画面

 WinnyユーザーのIPごとにキャッシュファイルのリストや全ノードのリストを取得でき、ファイルの配布元が特定できるほか、ノードリストを集計すればWinnyのネットワークサイズも特定可能だとしている。

 「一般企業では必要のないソフトなので、特定機関向けのみに販売する」(同社)。価格は非公表。

 同社は、Winnyの通信をブロックできるファイアウォール「One Point Wall」を一般向けに販売している。

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