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エプソン、世界最大40インチの有機ELディスプレイ開発

セイコーエプソンが、世界最大サイズとなる40インチのフルカラー有機ELディスプレイ(OLED)を開発したと発表。2007年の製品化を目指す。

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 セイコーエプソンは5月18日、世界最大サイズとなる40インチのフルカラー有機ELディスプレイ(OLED)を開発したと発表した。同社独自のインクジェットプロセスを用いた成膜技術によって製造。同社では、2007年の製品化を目指すという。

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世界最大サイズとなる40インチフルカラー有機ELディスプレイ試作機

 試作した対角40インチの有機ELパネルは、解像度がWXGA(1280×768ピクセル、38ppi)で駆動方式はアクティブマトリックス方式、色数は26万色。

 同社はプリンターなどで培ったインクジェット方式による成膜技術を使って、2001年10月のCEATECで初めて高分子系有機ELを披露。2003年には、有機ELでは当時世界最高レベルの解像度であった130ppiの2.1インチ高分子系有機ELを参考出展し、今年のEDEXでは有機ELとしては大画面となる12.5インチの高分子系パネルを展示した

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 「試作機は4つの基板を組み合わせて、インクジェット方式で一括して成膜している。40インチ以下はOLED(有機ELディスプレイ)でカバーしていき、40インチ以上はリアプロジェクションTV、モバイル機器向けには低温ポリシリコンTFT液晶やMD-TFDというラインアップで、あらゆる画面サイズをカバーしていく。リアプロの新製品は今月末に国内で発表する予定」(同社副社長兼CTOの花岡清二氏)

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同社副社長兼CTOの花岡清二氏

 詳細記事は、追って掲載する予定。

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