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パワードコムと東芝、DVDレコーダーを使った動画配信実験

パワードコムと東芝は、DVDレコーダーを使った動画配信サービスの実証実験を2004年秋に開始する。東京電力が「TEPCOひかり」の回線を提供。映画などのコンテンツをDVDレコーダーに直接ダウンロードして視聴できるようになる。

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 パワードコムと東芝は、光ファイバーを使って映画などのコンテンツをDVDレコーダーに直接配信するサービスの実証実験を2004年秋に開始する。これは、パワードコムが決算発表で明らかにしたもの。実験は約半年の予定で、2005年中の商用化を目指す。

 実験では、東京電力「TEPCOひかり」の回線を利用する。配信プラットフォームと課金システムの構築をパワードコムが担当。東芝はDVDレコーダーの開発と著作権保護技術を提供する予定だ。なお、著作権保護技術には、「CPRM」をネットワークに対応させた“CPRM(content protection for recordable media )for Network download”を初めて採用する。

 パワードコムによると、コンテンツは映画などを中心に約2000番組を用意する計画で、購入すると何度でも視聴できる「販売方式」と、一定期間だけ視聴可能な「レンタル方式」の両方を提供するという。「ダウンロードは(コンテンツの)視聴時間の半分程度で終了し、DVD-RAMなどに記録できる。“おっかけ再生”機能も開発する予定だ」(パワードコム)。

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