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885万画素「4K SXRD」搭載のプロジェクター、ソニーが米国で発売へ
4096×2160ピクセルの投影が可能。フルHDTV(1920×1080ピクセル)の4画面表示にも対応した。国内でも発売予定。
ソニー6月4日、フルHDTVの4倍以上となる885万画素(4096×2160ピクセル)の液晶デバイス「4K SXRD」(Silicon X-tal Reflective Display)を搭載したプロジェクター2機種を年末までに米国で発売すると発表した。4K SXRD搭載プロジェクターの初の製品化となる。
価格は、輝度1万ANSIルーメンの「SRX-R110」が8万ドル前後、5000ANSIルーメンの「SRX-R105」が6万ドル前後。「国内でも発売予定だが、時期・価格は未定」(同社)。
RGBごとに4K SXRDを使用し、色再現性の高い映像を投影できるという。200−700インチの16:9スクリーンに対応し、映画館や多目的ホール、集中監視室などでの利用を想定している。
4096×2160ピクセルの1画面投影のほか、フルHDTV(1920×1080ピクセル)の4画面表示も可能だ。本体サイズは74(幅)×90(奥行き)×43(高さ)センチ。
著作権保護機能やスクリーンマネジメント機能を利用できるオプション機器を提供予定で、フィルムの盗難や劇場盗撮などの損害も防げるとしている。
また、より大型スクリーン向け高輝度機種も発売予定だとしている。
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